木下元秀

木下 元秀（きのした もとひで）

木下元秀は2001年7月25日に大阪府堺市で生まれたプロ野球選手で、現在はオリックス・バファローズに所属する外野手です。彼は左投左打の選手であり、その強打者としての特性で知られています。

経歴

プロ入り前

木下は堺市立三国丘中学校時代、硬式野球を行うクラブチーム「サウスウインドヤング」に所属し、野球の基礎を築きました。次に敦賀気比高等学校に進学し、2年生の夏には甲子園に出場。そこで彼はエースとしてチームを引っ張ったものの、初戦で木更津総合高校に敗北する結果となりました。悲観的な気持ちを持ちつつも、彼はその後肘を故障し外野手に転向。3年生の夏には意気を新たに4番打者として甲子園に出場し、見事ベスト16進出を達成しました。この大会では3試合で打率.583という好成績を収めました。高校では通算38本の本塁打を打ち、その実力を証明しました。

プロ入りの意思を固めた彼は、2019年9月9日、プロ志望届を提出。2020年10月17日のドラフト会議で広島東洋カープから育成選手ドラフト2位で指名され、11月14日には契約を結びました。背番号は124とされ、プロとしてのキャリアが始まりました。

広島時代

彼は2020年にウエスタン・リーグで60試合に出場、打率は.180でしたが、本塁打はチーム内で2位となる7本を記録しました。2021年は89試合に出場し、打率は.241、そして2本塁打と22打点の成績を残しました。続く2022年は79試合に出場し、打率.249、3本塁打、32打点という成績に。また、2023年には69試合に出場し、打率.209と振るわず、最終的に10月5日に戦力外通告を受けました。

オリックス時代

その後、2023年の11月16日にオリックス・バファローズから育成契約を結ぶことが報じられ、12月6日に正式入団が発表されました。背番号は123に設定され、彼は新たな環境で再起を図ります。2024年の3月13日にはオープン戦で初本塁打を記録し、その存在感を示しました。

選手としての特徴・人物

木下元秀は、その長打力が特長であり、全打席で本塁打を狙う意欲を持っています。高校時代の先輩である吉田正尚を尊敬し、2020年のオフシーズンには弟子入りし共にトレーニングを行いました。また、彼は小さい頃からオリックス・バファローズのファンであり、特にT-岡田を憧れの選手として挙げています。広島で戦力外通知を受け、自身がオリックスに移籍できたことについては「一度はオリックスのユニホームを着てみたかった」「今回の移籍は奇跡です」と語りました。

詳細情報

• - 背番号

- 124（2020年 - 2023年）
- 123（2024年 - ）

彼の成績は、日々の努力と練習に裏打ちされており、これからの活躍が期待されます。

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