木本恭生

木本 恭生（きもと やすき）

木本恭生は、1993年8月6日に静岡県富士市で生まれたプロサッカー選手であり、現在はJリーグのFC東京に所属しています。彼は主にディフェンダーおよびミッドフィールダーとしてプレーしており、その多才さが評価されています。

来歴

セレッソ大阪時代

木本は2016年、福岡大学からセレッソ大阪に入団しました。この年、彼はJ2リーグに所属していましたが、開幕戦ではU-23チームでボランチとしてプレーしました。彼のプロとしての初出場は、同年の6月に行われたV・ファーレン長崎戦であり、試合終了間際に決勝ゴールを挙げて初得点を記録しました。

その後、2017年にはセレッソ大阪がJ1に昇格し、背番号を「15」に変更しました。3月にはルヴァンカップで初出場を果たし、アシストや初得点を記録し、アピールに成功しました。同年の10月には、ルヴァンカップの準決勝で決勝ゴールを決め、クラブ初の決勝進出に貢献しました。木本はその活躍により、11月にはルヴァンカップ決勝でもスタメン出場し、クラブの初タイトル獲得に寄与しました。

2019年には、ロティーナ監督の指導を受け、同監督の戦術がチームに良い影響を与えました。この年にセレッソ大阪はリーグ戦で総失点数が最少となり、木本もその一端を担いました。2020年も引き続きレギュラーとしてプレーしましたが、ロティーナが退任することになりました。

名古屋グランパスへの移籍

2020年12月、木本は名古屋グランパスに完全移籍しました。彼は主にセンターバックとしてプレーし、リーグ戦で32試合出場しました。彼の安定した守備力は、チームにとって大きな支えとなりました。

FC東京への移籍

2021年12月、木本はFC東京に移籍し、センターバックとしての役割を強調しました。同じポジションの先輩である森重真人を目標として掲げ、さらなる成長を目指しています。

選手の特徴

木本はセンターバックやボランチを主なポジションとし、守備的な役割を幅広くこなすことができるマルチロールプレイヤーです。高い対人能力に加え、ボール技術や判断力も兼ね備えており、攻守両面での貢献が期待されています。

所属クラブ

木本のサッカーキャリアは、富士見台サッカースポーツ少年団から始まり、静岡学園中学校、静岡学園高等学校を経て、福岡大学に進学しました。2015年にはアビスパ福岡の特別指定選手として活動し、その後セレッソ大阪へと加入しました。2021年には名古屋グランパスに移籍し、現在FC東京に所属しています。

タイトル

クラブタイトル

• - セレッソ大阪

- Jリーグカップ：1回（2017年）
- 天皇杯：1回（2017年）
- FUJI XEROX SUPER CUP：1回（2018年）

• - 名古屋グランパス

- Jリーグカップ：1回（2021年）

個人タイトル

• - デンソーカップサッカー・最優秀選手（2015年）

代表歴

木本は全日本大学選抜のメンバーとしてデンソーカップサッカーに参加したほか、2015年のユニバーシアードでは日本代表として出場しました。彼の経歴は、さらなる成長と活躍を期待させるものであり、今後の活躍にも注目が集まっています。

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