札幌医療リハビリ専門学校

概要

札幌医療リハビリ専門学校は、北海道札幌市北区に位置する専修学校で、札幌駅東口から徒歩2分というアクセス至便な場所にあります。都築学園グループの学校法人都築教育学園によって運営されており、理学療法学科と作業療法学科は、札幌市内では唯一、昼間部と夜間部の両方を設置している養成施設として知られています。

特徴的な校舎

9階建ての校舎は、その外観が特徴的です。北側は北極ブルーのガラスで覆われた流線型のデザインで、近代建築としても高く評価されています。南面には、約50万枚の円形反射板を用いた巨大な壁画が設置されており、風になびくことで釧路湿原の風景を表現しています。このユニークなデザインは、学校を訪れる人々に強い印象を与えています。

学科と教育

専門学校では、理学療法士、作業療法士を目指すための専門教育が行われています。学科の特徴として、以下の点が挙げられます。

理学療法学科：昼間3年制と夜間4年制のコースがあり、身体機能の回復や維持をサポートするための知識と技術を学びます。
作業療法学科：昼間3年制と夜間4年制のコースがあり、日常生活を送る上での様々な作業能力の向上を支援するための専門知識とスキルを習得します。

実習においては、理学療法学科、作業療法学科の学生は白衣を着用します。これにより、医療現場での実習や病院・施設での臨床実習に適した服装で臨むことができます。

沿革

学校の歴史は古く、1958年に学校法人坂元学園として設立されました。その後、1985年に学校法人都築教育学園に改称されました。2000年代に入ると、札幌デジタル専門学校や札幌デジタル・アート専門学校が設立されましたが、2016年に札幌デジタル・アート専門学校は廃止されています。また、札幌デジタル専門学校は2008年に札幌医療福祉デジタル専門学校に改称、さらに2012年には札幌医療リハビリ専門学校へと改称しました。2020年には、理学療法学科と作業療法学科の夜間部が3年制から4年制に変更されています。

設置学科（過去と現在）

現在、設置されている学科は以下の通りです。

理学療法学科（昼間3年制・夜間4年制）
作業療法学科（昼間3年制・夜間4年制）

過去には、以下の学科も設置されていました。

社会福祉学科（2009年度末廃止）
システムエンジニア科（昼間2年制）（2012年4月廃止）
Webデザイン開発科（昼間2年制）（2012年4月廃止）
フラワーデザイン科（昼間2年制）（2012年4月廃止）
デジタルミュージック作曲科（昼間2年制）（2012年4月廃止）

資格取得

卒業時に取得可能な資格は以下の通りです。

理学療法士国家試験受験資格
作業療法士国家試験受験資格

過去には、以下の資格取得を支援していました（2012年4月廃止）。

基本情報技術者試験、応用情報技術者試験等
ITパスポート、ウェブデザイン技能検定等
フラワーデザイナー検定、フラワー装飾技能検定等

施設

学校内には、以下の施設が備わっています。

大講堂
普通教室×7
各種医療実習室等×11
PC等実習室×11
三次元動作解析装置
プレゼンテーションルーム
休憩ロビー
その他

所在地

札幌市北区北6条西1丁目3-1に位置しており、札幌駅東口から徒歩2分という交通の便が良い場所にあります。

関連項目

北海道専修学校一覧

外部リンク

札幌医療リハビリ専門学校

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