松原有沙

松原 有沙

松原有沙は、1995年5月1日に日本の北海道小樽市で生まれた元女子サッカー選手で、主にミッドフィールダーやディフェンダーとして活躍しました。彼女は5歳の時に父親の転勤により大阪府豊中市へ引っ越し、地元の豊中市立緑地小学校と豊中市立第十七中学校で学んだ後、サッカーの道を歩み始めました。

サッカーキャリアの始まり

松原は小学時代にRFCクラブに加入し、姉の影響を受けてサッカーに親しみました。中学卒業までRFCの女子チームに在籍し、その後大商学園高等学校に進学します。高校では3年間主将を務め、2013年度の全国高等学校総合体育大会サッカー競技では準決勝まで進出しましたが、村田女子高等学校に敗れ、優勝には届きませんでした。高校時代、彼女はU-17代表に選出され、国際大会での経験を積んでいきます。

大学時代とトップチーム入り

2014年、松原は早稲田大学に進学し、ア式蹴球部女子に加入します。大学時代には怪我に悩まされながらも、チームが全日本大学[[女子サッカー選手権大会]]で3連覇を達成するなど、数々の勝利に貢献しました。最終年度には主将としてチームを導き、自身も優勝を味わいます。

プロキャリアとWEリーグ

松原は2018年に大学を卒業後、ノジマステラ神奈川相模原に入団しました。2021年にはWEリーグ初年度のキャプテンを務めることとなり、チームの中心選手としてプレーしました。しかしながら、2023年には多発性内分泌腫瘍症1型と診断され、健康上の理由から同シーズン限りでの引退を発表しました。

代表歴

国際舞台でも活躍を見せる松原は、2011年にはU-16日本女子代表に選ばれ、AFC U-16女子選手権に出場。2012年にはU-17日本女子代表としてFIFA U-17女子ワールドカップにも参加し、国際経験を豊富に積みました。また、大学女子日本代表としても活動し、2017年のユニバーシアードでは準優勝と素晴らしい成績を収めました。2019年にはなでしこジャパンとしてシービリーブスカップにも参加しています。

個人成績とタイトル

松原のプロ初出場は2018年3月21日のなでしこリーグ1部での浦和レッドダイヤモンズレディース戦であり、初得点は2018年5月6日でした。WEリーグでも初出場を果たし、得点も記録しました。彼女は早稲田大学ア式蹴球部女子として全日本大学[[女子サッカー選手権大会]]で3回の優勝、代表チームとしてEAFF E-1サッカー選手権での優勝を果たしています。

引退後

松原はその豊かなキャリアを経た後、健康問題に直面しながらもスポーツ界における存在感を示しました。彼女の努力と情熱は多くのサッカー選手にとってのインスピレーションとなることでしょう。

もう一度検索