柳貴博

柳 貴博（やなぎ たかひろ）の経歴とプレースタイル

柳貴博選手は1997年8月5日、東京都世田谷区に生まれました。彼はプロサッカー選手として、現在Jリーグのファジアーノ岡山に所属し、主にディフェンダーとしてプレーしています。彼のサッカーキャリアは、幼少期に兄の影響を受けたことから始まります。5歳のとき、彼はサッカーを始め、2010年にはFC東京の下部組織に加入しました。

プロ入り前の経歴

FC東京では、奥原崇監督の指導のもと、フォワードからサイドバックへとポジションを変更されました。2013年には東京国体に出場し、全試合に出場してチームを優勝に導くなどの活躍を見せました。その際、彼は強靭な足腰と高さ、そして抜群の走力を生かして活躍し、世代別代表にも選出されました。

FC東京でのプロデビュー

柳選手は2016年にFC東京のトップチームに昇格し、3月13日にはFC東京U-23としてJ3リーグの開幕戦に出場しました。彼はJ3リーグでレギュラーとして定着し、プレーの精度向上にも努めました。2017年にはルヴァンカップ第1節の仙台戦でトップチームデビューを果たし、AFC U-23選手権予選ではチームの本戦進出にも貢献しました。また、J1リーグ初出場も果たしました。

レンタル移籍と新たな挑戦

2019年にはモンテディオ山形に育成型期限付き移籍し、そこでの活躍を経て2020年にはベガルタ仙台へと移籍します。移籍後はJ1での初得点も記録するなど充実したシーズンを送りました。しかし、2022年にアビスパ福岡に期限付き移籍した際、残念ながら不祥事により契約解除となってしまいます。この出来事は彼にとって大きな試練でしたが、サッカーへの情熱は失われませんでした。

FC琉球およびファジアーノ岡山への移籍

2023年にはFC琉球に完全移籍し、さらなる成長を遂げました。そして同年12月23日にはファジアーノ岡山に完全移籍し、新たな挑戦を開始します。このクラブでの活躍が期待されます。

プレースタイルと特徴

柳選手は、スピードと身体的な強さを兼ね備えたディフェンダーです。彼のプレースタイルは、単なる守備にとどまらず、攻撃にも果敢に参加する点が特徴です。指導者からも「相手に攻撃を仕掛ける部分が優れている」と評価されており、今後のさらなる成長が楽しみな選手です。父親がプロボクサーという背景から、スポーツに対する取り組みやメンタリティも強いものがあります。

結語

柳貴博は、プロサッカー選手として多くの経験を積み、その都度成長を続けています。今後も彼の活躍には目が離せません。ファジアーノ岡山でのプレーが、新たな飛躍に繋がることを期待しています。

もう一度検索