桜庭 ななみ(さくらば ななみ)
桜庭ななみは、
1992年10月17日生まれで、
鹿児島県出水市出身の女優です。スウィートパワーに所属し、数々の
テレビドラマや
映画で活躍しています。彼女のキャリアは2008年に始まり、デビュー作である日本テレビのドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』の第6話に出演したことがきっかけとなりました。その後同年の5月には、
映画『同級生』と『体育館ベイビー』で
映画デビューを果たし、多くの観客の心をつかみました。さらに、同年にはミスマガジン2008のグランプリを受賞し、その魅力は広まりました。
2009年には待望の声優デビューを果たし、劇場アニメ『サマーウォーズ』では篠原夏希役を務めました。この作品は批評家からも高評価を受け、彼女の演技力が再確認される機会となりました。また、同年に演劇・音楽グループbump.yを結成し、さらに活動の幅を広げます。
2010年には、
映画『最後の忠臣蔵』でヒロインを演じ、その演技で
日本アカデミー賞新人
俳優賞を受賞しました。この受賞は彼女のキャリアにとって大きな転機となり、その後も多くの賞や評価を獲得し続けています。彼女はその年、キャンペーンキャラクターにも選ばれ、さらなる注目が集まりました。
桜庭は演技だけでなく、多才さでも知られています。彼女は趣味として
ピアノやアコーディオン、
映画鑑賞を挙げており、
中国語も堪能です。特技として
テニスや
バレーボールもこなす彼女は、バランスの取れた才能を持つ人物でもあります。また、ドラマ『
ふたつのスピカ』に出演した際には、着衣水泳という難しいシーンにも挑戦し、その努力が伺えます。
プライベートでは家族を大切にする心優しい一面を持ち、姉と弟がいます。性格は前向きであり、慎重さよりも行動を重視する姿勢が特徴です。好きな芸能人には、
長渕剛、相武紗季、
長澤まさみを挙げています。
2020年にはNHKの
連続テレビ小説『スカーレット』での演技が話題となり、新たなファンを獲得。また、2023年には恋人との結婚を発表し、私生活でも注目されています。
桜庭は
映画やテレビにおいても数々の受賞歴を持つ実力派の女優であり、今後のさらなる活躍が期待されています。彼女の作品には多くのジャンルが含まれ、その多才さが表れています。これからも、その魅力あふれる演技に目が離せません。