梅津瑞樹

梅津瑞樹 (うめつ みずき)

1992年12月8日生まれ、千葉県出身の日本の俳優。bamboo所属。演劇ユニット「言式」プロデューサーであり、かつては虚構の劇団に所属していました。

来歴

幼少の頃から芸術に親しみ、オペラやミュージカル、本に囲まれて育ちました。中学・高校時代は演劇部に所属し、高校在学中には日韓交流公演に出演。美術予備校では川崎昌平に師事し、インスタレーションを学びました。大学では芸術学部文芸学科に進み、空間芸術にも挑戦。メディアアートや立体彫刻を学び、学園祭で展示を行いました。

就職活動を始めた時期に、演劇部時代の友人からの誘いをきっかけに演劇を再開。大学卒業後の2015年、母親の勧めで劇作家・鴻上尚史が主宰する「虚構の劇団」のオーディションに合格し、舞台俳優としてのキャリアをスタートさせました。研究生を経て「一人芝居プロジェクト」を通過し、正劇団員となりました。

2018年4月にはbambooに所属。2019年3月、舞台『刀剣乱舞』に追加キャストとして出演し、注目を集めました。

2020年1月にはニッポン放送『刀剣乱舞2.5ラジオ』のマンスリーパーソナリティに就任。9月には雑誌『CONTINUE』『GIRLS CONTINUE』でコラム連載を開始し、執筆活動も本格化させました。同年10月には初の写真集『その丸木舟の行く先』を発売し、発売前に重版が決定するほどの人気を博しました。

2021年以降も、東映が手掛ける一人芝居プロジェクト「SOLO Performance ENGEKI」や、ミュージカル『薄桜鬼 真改』での主演、テレビドラマ『あいつが上手で下手が僕で』へのレギュラー出演など、多岐にわたる活躍を見せています。

2022年には日本テレビ系バラエティー番組『ろくにんよれば町内会』にレギュラー出演。30歳の誕生日には、雑誌連載コラムと短編小説をまとめた随筆集『残機1』を発売し、各ランキングで1位を獲得しました。同年12月には虚構の劇団が解散し、同劇団員としての活動を終えました。

2023年1月には随筆集『残機1』の重版が決定。2月にはSOLO Performance ENGEKI第3弾となる一人芝居『HAPPY WEDDING』が開幕し、複数のキャラクターを演じ分けました。3月には映画『刀剣乱舞-黎明-』が公開され、山姥切長義役で出演。7月には自身がプロデュースする演劇ユニット「言式」の結成を発表し、10月には旗揚げ公演『解なし』で初の脚本・演出を手がけました。

人物

特技は空手と水泳。殺陣、テニス、バスケ、ヌンチャク、釵などの経験もあります。普通自動車免許を所持。趣味は読書、映画鑑賞、キャンプ、ロードバイクなど多岐にわたります。

小説好きであり、ヘミングウェイ、フランツ・カフカ、安部公房、坂口安吾などを好んで読みます。幼少期からアニメやゲームにも親しんでおり、最初のオタクの記憶はガンダムSEEDとのこと。Twitterや生配信では、度々刀剣乱舞やFGOの話題が登場します。

『ろくにんよれば町内会』では個性的なキャラクターを多数演じ、その独特な世界観は「梅津ワールド」と称されました。

イッセー尾形のように、歳を重ねても「一人芝居プロジェクト」を続けていきたいと語っています。フェレットを飼っており、その存在が「モチベーションの源」になっていると語っています。

主な出演作品

数多くの舞台、映画、テレビドラマ、ラジオ、ネット配信番組に出演。舞台『刀剣乱舞』シリーズやミュージカル『薄桜鬼』シリーズなど、2.5次元作品にも多数出演しています。

近年では、舞台『呪術廻戦』やミュージカル『伝説のリトルバスケットボール団』、剣劇『三國志演技〜孫呉』など話題作への出演が続いています。また、自身が脚本・演出を手がける演劇ユニット「言式」の活動も注目されています。

執筆活動

雑誌連載コラム「残機1」や随筆集『残機1』を出版するなど、文筆家としても活動しています。小説や脚本の執筆にも意欲的に取り組んでおり、今後の活躍が期待されています。

外部リンク

梅津瑞樹 - bamboo
梅津瑞樹オフィシャルブログ「梅津の思考回廊」
梅津瑞樹オフィシャルファンクラブ「梅津の潜む穴」
夜/読 耳 蒐『夢十夜』
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言式「解なし」公式サイト

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