森脇亮介

森脇亮介選手のプロフィールと経歴

基本情報

森脇亮介（もりわき りょうすけ）は、1992年7月13日に京都府福知山市に生まれたプロ野球選手で、埼玉西武ライオンズに所属する右投右打の投手です。育成選手としてスタートし、彼のキャリアは多くの波を経ながらも、持ち前の能力で成長を続けています。

プロ入り前の経歴

森脇選手は福知山市立遷喬小学校で遷喬ジャガーズに加入し、野球を始めました。福知山市立日新中学校では軟式野球部に入り、入部当初は遊撃手でしたが、2年生の秋からは投手として活躍します。高校は京都市立塔南高校に進学し、エースピッチャーとしての地位を確立しました。甲子園には出場しなかったものの、高い球速でスカウトからの注目を集めます。しかし、自らの自信のなさからプロ志望届は提出しませんでした。

大学進学後は日本大学に進学し、東都大学リーグでの活躍を目指しましたが、思うように結果を残せずにいたものの、セガサミーへの入社を経て、ついにプロへの道を進むことになります。特に4年目には都市対抗での優秀選手に選ばれたことで、プロ球団から注目を浴びました。

西武ライオンズ入団

2018年のドラフトで埼玉西武ライオンズから指名され、契約を結びました。背番号は28に決まり、プロ野球の舞台でさらなる飛躍を遂げる期待が寄せられました。

プロでの成績と活躍

西武時代の2019年、春季キャンプから一軍でスタートし、5月にはプロ初登板を果たしました。特に同月の福岡ソフトバンクホークス戦では、6回からの登板でチームが逆転勝利を収めたため、初勝利を手にしました。ルーキーイヤーは29試合に登板し、結果を残しますが、翌2020年も新型コロナの影響のため短縮シーズンながら、リリーフとして安定した成績を残しました。

2021年は肩の不調が影響し、シーズンを通して苦しむこともありましたが、2022年には持ち直し、再び存在感を示しました。2023年には開幕に一軍で名を連ね、調子が良く、セーブやホールドを挙げるなどの活躍を見せていましたが、夏には右上腕動脈閉塞症と診断され、長期の離脱を余儀なくされました。しかし、その後の手術を乗り越えるための復帰への道のりが始まります。

選手としての特徴

森脇選手の投球フォームは、左足を大きく上げる独特なもので、捉えにくい変則打法を持ちます。ストレートの最速はアマチュア時代に152km/h、プロ入り後には150km/hを記録。変化球にはナックルカーブやフォーク、スライダー、カットボールがあり、特に落差の大きい球を持ち味としています。

プライベート

森脇選手は西武への入団時には既婚で、子供も2人おり、現在はお子さんが三人いる父親です。家族を大切にしつつ、プロ球選手としての活動を続けています。将来の活躍を期待される選手であり、彼の進化を楽しみにしているファンも多いでしょう。

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