権田琉成

権田 琉成（ごんだ りゅうせい）

プロフィール

権田琉成は2000年1月28日生まれ、東京都世田谷区で生まれ、長野県長野市で育ったプロ野球選手です。オリックス・バファローズに所属する右投右打のピッチャーとして活躍しています。

経歴

プロ入り前

権田は小学校から野球を始め、長野市立共和小学校から長野市立川中島中学校へ進学しました。中学時代には『長野南シニア』チームでプレーし、将来への期待が高まります。特に、同チームには後にプロ選手となる宮澤太成がいたことも印象的です。

その後、上田西高校に進学しますが、ケガに悩まされる時期もありました。それでも彼の努力により、最速147km/hの球速をマークしました。高校3年の夏の県大会では背番号11を背負い、チームの一員として戦いました。

大学時代

高校卒業後、明星大学へ進学。最初の3年間はやや苦労しましたが、大学4年目に主力投手として活躍します。この年、春の首都大学野球二部リーグではチームを優勝に導き、更に武蔵大学との入れ替え戦では完封勝利を達成しました。

秋の開幕戦ではプロ球団のスカウトが視察に訪れ、権田選手の注目度が高まります。しかし、プロ志望届を提出したものの選ばれることはありませんでした。

社会人野球での活躍

その後、TDKに入社し、1年目から都市対抗野球と日本選手権の経験を積みました。特に、10月に行われた第4回U-23ワールドカップではクローザーとして9試合中7試合に登板し、見事MVPに輝きました。2年目は都市対抗二次予選での敗北も経験しますが、日本選手権東北地区最終予選では決勝戦で七十七銀行に勝利を収め、日本選手権への出場権を得ました。

プロ入り

2023年10月26日のドラフト会議において、オリックス・バファローズから7位指名を受けます。その後の日本選手権ではENEOSとの初戦でリリーフ登板を果たしますが、厳しい結果に終わりました。しかし、11月25日には契約金3000万円、年俸700万円（推定）で仮契約を結び、背番号98を与えられました。

投球スタイル

権田選手の一番の特徴は、その強気なピッチングです。最速で152km/hを誇るストレートを武器に戦います。さらに、変化球も多彩でスライダー、カットボール、カーブ、スプリットを使い分け、打者を翻弄します。

おわりに

若手投手としての期待がかかる権田琉成選手。これからの活躍に目が離せません。オリックス・バファローズでのさらなる成長を楽しみにしています。

もう一度検索