横山陸人

横山 陸人（よこやま りくと）

生年月日: 2001年8月5日
出身地: 東京都江戸川区
ポジション: 投手
投打: 右投右打
所属: 千葉ロッテマリーンズ

経歴

プロ入り前

横山陸人は幼少期、江戸川区立南篠崎小学校の3年生で『南篠崎ランチャーズ』に加入し、キャッチャーとして野球を始めました。その後、江戸川区立上一色中学校では軟式野球部に転向し、投手として活躍します。中学校3年夏には全国大会の決勝まで進みましたが、かほく市立宇ノ気中学校との試合で敗北を喫しました。

専大松戸高校に進学すると、1年生からチームの一員として活躍。アンダースローに一時期転向するなど技術を磨き、本来のサイドスローに戻した後は球速が劇的にアップ。2年生からはエースとしてチームを牽引し、3年時には最速148km/hを記録。県大会で準優勝し、関東大会でも優れた成績を残しました。甲子園出場はなかったものの、将来を嘱望される選手でした。

ロッテ時代

2019年のドラフトで千葉ロッテマリーンズから4位指名を受け、プロ入りが決定。新入団会見後、背番号60を付けてチームに加入しました。2020年は新型コロナウイルスの影響でシーズンが短縮され、実戦経験は限られましたが、二軍での出場を経て成長を続けました。

2021年には、プロ初登板を果たし、徐々に一軍での存在感を示すようになります。しかし、登録抹消を経験しながらも、最終的には10試合に出場。2022年は一軍での登板が限定的ではあったものの、二軍で35試合に出場し経験を積みました。

2023年には出場選手登録され、その後の試合で大きな活躍を見せることになります。特に7月には最初のホールドとセーブを挙げ、プロ初勝利も手に入れました。シーズン終了時には38試合に登板し、2勝と複数のホールドを記録。ポストシーズンでは日本代表としての経験も積みました。

選手の特徴

横山選手は、サイドスローから156km/hの直球を投げる力強い投手です。変化球はシンカーやカットボール、スライダーを駆使し、特にコントロールが求められる状況でも安定したパフォーマンスを発揮します。目標とする選手は、専大松戸高校の先輩である高橋礼選手です。

愛称は「よこちん」であり、ファンからも親しまれています。登場曲には「風になって」（Alexandros）や「追い風」（SHE'S）を使用しています。

詳細データ

2023年度の投手成績は、38試合の登板で2勝3敗、8ホールド、1セーブを記録。防御率は5.26と今後の改善が期待される数値です。

初登板は2021年の阪神戦にさかのぼり、初奪三振や初ホールド、初セーブ、初勝利を果たすことで、着実に成長を続けています。この勢いを保ちつつ、さらなる活躍を期待される選手です。

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