横川凱

横川凱 (よこがわ かい) - プロ野球投手

基本情報

横川凱は2000年8月30日生まれ、滋賀県坂田郡山東町（現：米原市）出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、左投左打、現在は読売ジャイアンツに所属しています。

経歴

横川選手が野球を始めたのは小学2年生の時で、きっかけはWBC観戦でした。地元の米原市立大東中学校では湖北ボーイズに所属し、ボーイズリーグ選抜『野茂ジャパン』に選出されるという輝かしい経歴を持っています。高校時代は、大阪桐蔭高等学校でプレーし、1年生の秋からベンチ入り。2年春夏・3年春夏には甲子園での試合に登板し、同級生の根尾昂や藤原恭大、柿木蓮と共に春夏連続優勝を果たしました。

高校卒業後の進路では、プロ入りを志望するか大学進学か悩んでいましたが、先輩のアドバイスを受けてプロの道を選択します。2018年のドラフトでは読売ジャイアンツから4位指名を受け、契約金4000万円、年俸555万円で入団が決まりました。この際、背番号は62番が与えられました。

巨人時代

2019年には主に三軍でプレーし、二軍でも4試合に登板。シーズン後半には台湾ウィンターリーグに参加し、成功を収めました。 2020年には二軍で7試合に登板し、11月にはプロ初の一軍昇格を果たします。初の先発となった東京ヤクルトスワローズ戦では好投も、初勝利には至らなかったものの、その後の成長に期待が持たれました。

2021年には両リーグでの登板を経て育成契約となり、再契約後に支配下選手として戻り、背番号も62に戻されました。2022年は再び育成契約となるも、その後支配下復帰を果たし、2023年シーズンには新しいフォームに挑戦。春季キャンプでの評価を受け、Season初勝利を挙げるに至りました。最終的に2023年は20試合に登板し、4勝8敗、防御率3.95の成績を残しました。

選手としての特徴

横川選手は2022年秋から投球フォームを改良し、グラブの位置を高くして左手の動きを活かす投球で球速を向上させました。さらに、涌井秀章選手の指導を受け、マウンドでの立ち姿や目線まで細かく調整。これにより、成長を続けています。

人物

その名は「凱旋」に由来し、母親の励ましもあり、寮の部屋には凱旋門の絵が飾られていました。負けず嫌いな一面もあり、子どもの頃には試合の敗北に涙を流したことも。心がけとして未来を見据える思考を大切にし、努力を惜しまない性格が伺えます。また、MLB投手の動画を視聴することが趣味であり、成長し続ける姿勢が見受けられます。

記録

横川選手の初記録には、2020年の初登板、そして2023年には初勝利が含まれています。今後もさらなる成長が期待されるプロ野球選手です。

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