橋本到

橋本 到（はしもと いたる）のプロフィール

橋本到は、1990年4月28日生まれの元プロ野球選手で、秋田県秋田市に生まれ、宮城県仙台市で育ちました。彼は外野手として活躍し、右投左打のスイッチヒッターです。

経歴

プロ入り前

橋本は小学校二年生の時に鶴が森少年野球クラブで野球を始め、その後東北シニアに所属しました。仙台育英高校では、1年生からベンチ入りし、レギュラーとして甲子園に三度出場。特に3年夏には高打率を記録し、「みちのくのイチロー」と評されました。2008年のドラフトで読売ジャイアンツから4位指名を受け、プロ入りを果たします。

巨人時代

彼のプロ生活は、2009年のイースタン・リーグ月間MVPの受賞で幕を開けました。同年には106試合に出場し、守備での活躍も目を引きました。2010年には初の一軍登録を果たし、プロ初出場を経験。続く2011年には、守備力の高さが評価され、クライマックスシリーズにも出場しました。

その後も背番号変更や怪我を乗り越えながら、2014年には自己最多の103試合に出場。さらには2015年に結婚し、家庭を持つ一方で、出場機会が減る年も続きました。

楽天時代

2018年に東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍し、開幕一軍入りしながらも、シーズンを通じてなかなかヒットが出ず、11試合出場でノーヒットのまま終了。彼は現役続行を志望しましたが、2020年に現役引退を決断します。

現役引退後

引退後は巨人に戻り、ジャイアンツアカデミーのコーチとして子供たちの指導にあたりました。2022年には広報部に異動し、翌年からは二軍の外野守備兼打撃コーチに就任。

選手としての特徴

橋本はシュアな打撃技術と強肩、俊足を持ち味とする選手でした。特に肩の位置づけだけでなく、守備力の高さでも知られ、故障に悩まされたこともありましたが、それでも堅実さを失わなかったのが特徴です。

人物について

プライベートでは結婚し2人の子供がいる橋本ですが、現役中の怪我に苦しみながらも家族を支えにし、野球への情熱を持ち続けました。仙台の地元に戻ることで、家族との時間を大事にしながら新たなステージを歩み始めたのです。

まとめ

橋本到のプロ野球人生は、才能に恵まれた選手としてだけでなく、家族との絆を深める父親としての一面も持ち合わせた、充実した人生でした。その経歴と活躍は、今後も多くの若手選手に影響を与えることでしょう。

もう一度検索