橋本正裕

橋本 正裕のプロフィール

橋本 正裕（はしもと まさひろ、1975年12月20日生）は日本の政治家で、茨城県境町の町長を3期務めています。また、境町議会議員としても4期活動しています。

学歴とキャリア

茨城県猿島郡境町出身で、地元の小学校、中学校を経て、茨城県立古河第三高等学校を卒業。その後、芝浦工業大学工学部を1998年に卒業し、さらに明治大学大学院に進学し、2006年に修了しました。1999年に境町役場に入職し、2003年には議会議員補欠選挙で初当選。その後、2011年に35歳で全国最若議長に就任し、議長を2年間務めました。2014年には無投票で初当選した後、2018年と2022年に再選を果たしました。

施策と成果

自動運転バスの導入

橋本は自動運転バスの定常運行を導入し、2019年には実証実験を経て、2020年に出発式を迎えました。自動運転バスを通じて地域の課題を解決し、安心して住み続けられる町づくりを目指しています。この事業は経済効果も生み出しており、観光客の誘致や地域の自動車整備工場への依頼が増加しました。

財政再建の取り組み

財政面では改善が顕著です。橋本が町長に就任した2014年には4億6500万円の地方債残高がありましたが、2020年には3393万円に減少しました。また、町の貯金は約7億円から32億5000万円に増加しています。これは、ふるさと納税の増収が大きな要因であり、収入を多角化する施策が功を奏しました。具体的な施策としては、中古車の公用車使用や電力見直し、水道事業の見直しが挙げられます。

ふるさと納税の推進

橋本町政下では、ふるさと納税が大きく伸び、2019年度には30億円を超え、関東地方でトップの実績を上げました。全国初の食事券を返礼品にした取り組みも話題になり、企業版ふるさと納税でも全国的な評価を得ています。

地域安全とスポーツ振興

防犯対策にも力を入れており、民間企業との協力で地域に防犯カメラを設置し、犯罪抑止に寄与しています。また、BMXの施設が整備され、子どもや地域住民のスポーツ振興に貢献しています。橋本はスポーツ・健康まちづくりを進め、子どもたちが安心して育つための環境作りに務めています。

国際交流と過疎対策

2018年にはホノルル市と友好都市協定を締結し、2021年には姉妹都市協定を結び、教育分野での交流を強化しています。また、過疎対策においては、教育を重視したコミュニティの推進に取り組み、人口減少の歯止めを図っています。

結論

橋本正裕の活動は、地域を支える多岐にわたる施策として実を結んでいます。彼のリーダーシップのもと、境町は未来に向けた成長と安心の拠り所を求めています。

もう一度検索