橋本達弥

橋本達弥 - プロ野球選手

橋本達弥（はしもと たつや）は、2000年7月18日生まれのプロ野球選手で、兵庫県神戸市出身の右投右打の投手です。現在、横浜DeNAベイスターズに所属し、期待の若手選手として注目されています。

経歴

プロ入り前

橋本選手は神戸市立木津小学校1年生の頃に野球を始めました。その後、神戸市立桜が丘中学校では軟式野球部に入部し、投手兼内野手として活躍していました。幼少期からプロ野球選手になることを夢見ていたものの、中学時代は体格が小さく、夢を断念。しかし、兵庫県立長田高等学校に進学し、2年生から投手としての練習に打ち込みました。彼は、徐々にその能力を開花させ、140 km/h台の速球を投げるようになりました。

高校3年時の夏には、兵庫県大会でベスト8に進出しますが、準々決勝で報徳学園に対して惜しくも0-1で敗退しました。その大会では自己最速147 km/hを記録し、プロのスカウトからも注目される存在になりました。

大学時代

さらに高いレベルを求め、橋本選手は慶應義塾大学環境情報学部に進学しました。大学入学前のキャンプに参加していた際、健康上の問題に直面し、国指定の難病である「IgA腎症」と診断されてしまいます。この病気により一時的に体重が13 kg減少し、入院生活を余儀なくされました。しかし、彼は5月に大学に復帰し、リハビリを経て、2年生の8月に大学野球リーグでデビューを果たしました。

3年生では抑え投手として起用され、第70回全日本大学野球選手権記念大会で優勝に貢献。4年生のときには防御率1.53で最優秀防御率賞を受賞し、侍ジャパン大学代表にも選ばれ、国際舞台でも力を発揮しました。

プロ入り

2022年10月20日に行われたドラフト会議で、横浜DeNAベイスターズから5位指名を受け、11月21日に契約を結びました。彼の契約金は3500万円、年俸は推定780万円。長田高校の卒業生として初のプロ野球選手であり、同大学から横浜に入団するのは49年ぶりのことです。

DeNA時代

2023年シーズンでは、二軍のイースタン・リーグにて32試合に登板し、4勝3敗、防御率は3.00という成績を残しましたが、一軍には昇格できずシーズンを終えました。2024年は開幕からイースタン・リーグに参加しましたが、5試合で防御率5.79と振るわず、5月17日以降は登板がありませんでした。その後、6月20日に右肩の神経剥離術を受けることが公表されました。

選手としての特徴

橋本選手の特徴は、最速152 km/hを記録する直球とフォークボールです。特にフォークボールに関しては、高校2年時から本格的に投げ始め、相手が対応できないような球種を追求してきました。大学時代には抑え投手として試合を締める役割を果たし、今後の成長に期待が寄せられています。

詳細情報

• - 背番号: 35（2023年 - ）
• - 代表歴: 2022年ハーレムベースボールウィーク 日本代表出場。

橋本達弥選手のこれからの活躍に、多くのファンが期待を寄せています。

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