橘もも

橘ももについて

橘もも（たちばな もも）は、1984年2月28日生まれの日本の作家及び翻訳家です。彼女は愛知県名古屋市出身であり、様々なジャンルにわたる作品を執筆しています。また、立花ももとして編集者やフリーライターとしても活動しており、両方の名義で幅広い才能を発揮しています。

経歴

彼女の文学的キャリアは、中学3年生の時に書いた作品「翼をください」が講談社主催のティーンズハート大賞で佳作に入選したことでスタートします。これを契機に、2000年には私立愛知淑徳高等学校在学中にデビューを果たしました。当初はティーンズ向けの作品を中心に執筆し、その後も数々のヒット作を生み出しています。

大学を卒業した後は、雑誌「ダ・ヴィンチ」の編集部で編集者としてのキャリアを築きました。ここでの経験を活かし、現在は作家としての活動はもちろん、フリーライターや編集者としても精力的に活動を続けています。彼女の作品は小説だけにとどまらず、映画やゲームのノベライズや、絵本の翻訳など多岐にわたります。

代表作

橘ももの代表作には、ティーンズ向けの小説シリーズ『それが神サマ!?』や、忍者とOLをテーマにした『忍者だけど、OLやってます』シリーズがあります。これらの作品は、多くの読者に親しまれ、いくつもの続編が刊行されています。特に『忍者だけど、OLやってます』はそのユニークな設定と面白いキャラクターでファンを増やしています。

彼女が関わった編集作品としては、山本渚の『吉野北高校図書委員会』シリーズや、岡野宏文と豊崎由美が手掛けた『読まずに小説書けますか』などがあります。これらの作品は、彼女の高い編集スキルを物語っています。

また、Web小説「ヒナガール!!～ぼくらの歌姫～」の原作者でもあり、彼女のクリエイションは多岐にわたります。

ノベライズ・翻訳作品

橘ももは、様々なノベライズや翻訳作品も手掛けています。特に、講談社X文庫やディズニー文庫においては、実績が豊富です。彼女の翻訳作品には、ハイスクール・ミュージカルシリーズや、人気キャラクターを題材にした作品が含まれ、ファンからの支持を受けています。

近年の活動

最近では、NHKの連続テレビ小説『ブギウギ』のノベライズに取り組んでおり、その上巻が2023年9月に刊行されました。今後も彼女の新作に期待が高まります。

元々はティーンズ向けの作家としてデビューを果たした橘ももですが、今では幅広いジャンルで活躍している彼女の作品は、子どもから大人まで多くの読者に楽しんでもらえる内容となっています。常に新しい挑戦を続ける彼女の今後の活動に注目です。

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