橘田いずみについて
橘田いずみ(きった いずみ)は
1984年11月27日に生まれた日本の声優で、響に所属する。彼女の活動は声優業に留まらず、
餃子評論家としても知られている。複数のメディアに登場し、
餃子に関する書籍も刊行しており、その情熱と知識には定評がある。
来歴
いずみは
2007年から声優養成学校に通い、
2008年から声優活動を始めた。彼女は
ドワンゴクリエイティブスクールの1期生で、初期には
ドワンゴアーティストプロダクションで活動していた。その後、
声優ユニット「ミルキィホームズ」のメンバーとしても活躍している。
彼女の出演作には、アニメやゲーム、OVAなど多岐にわたり、特に2011年から
2020年まで放送された『
カードファイト!! ヴァンガード』シリーズでの戸倉ミサキ役は特に有名である。また、代表作のひとつである『
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』では、主人公の黒木智子役を担当し、その独特の声色で多くのファンを魅了した。
餃子に関してはいずみは非常に情熱を持っており、
餃子好きは幼少期から続いている。2011年には池袋
餃子スタジアムの1日町長に任命されるなど、本格的な
餃子活動を開始。2013年には宇都宮
餃子PR特命アンバサダーに任命され、以降も様々なメディアで
餃子関連の情報を発信している。また、彼女は『
ズームイン!!サタデー』や『
お願い!ランキング GOLD』に出演し、
餃子の専門家としても活動している。著書には『橘田いずみのザ・
餃子』や『本日も
餃子日和』がある。
いずみは2019年6月からイギリスに留学したが、新型コロナウイルスの影響で
2020年5月に帰国した。2021年には留学先の
ロンドンでイタリア人と結婚したことを発表し、2024年には女児を出産することとなった。
人物
彼女の子供の頃の夢はサーカス団員、漫画家や看護士だったという。いずみ自身、自分の低い声に対してコンプレックスを抱いていたが、声優として多くの人に声を褒められることがきっかけでこの職業を意識するようになった。彼女の趣味には
餃子研究や百合に関する活動があり、特に
餃子に対しては熱心に取り組んでいる。彼女は、物心がついた頃から「好きな食べ物は
餃子」と答えていたという。
百合趣味に関しては、自他ともに認める「百合オタ」として2012年には番組『百合魂-ゆりイズム-』の
パーソナリティを務め、さらに漫画「リバティ」の執筆も行っている。また、
カードゲームにも興味があり、特に養成所時代には
木谷高明からの誘いで
カードゲームをはじめ、TBSの『カード学園』では
講師役として出演した経験を持つ。
出演作品
いずみが多くのキャラクターに声をあててきた作品には、以下のようなものがある:
-
特に印象深い役: 『
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の黒木智子。
- 『
探偵オペラ ミルキィホームズ』シリーズではコーデリア・グラウカを担当。
- 『劇場版
探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』など。
- 総じて『
カードファイト!! ヴァンガード』シリーズで知られる戸倉ミサキ役。
いずみの多彩な才能は、声優業のみならず
餃子や百合といった分野にも及び、今後の活動にも期待がかかる。