水谷瞬

水谷 瞬のプロフィール

水谷 瞬（みずたに しゅん、2001年3月9日生まれ）は、愛知県津島市出身のプロ野球選手。ポジションは外野手で、右投右打のスタイルを持っています。現在は北海道日本ハムファイターズに所属しています。

経歴

小学校から高校まで

水谷は小学4年生から"神島田クラブ"で軟式野球を始めました。中学校時代には、津島市立暁中学校で硬式野球を学ぶため"愛知津島ボーイズ"に所属し、投手および一塁手として活躍しました。彼は石見智翠館高等学校に進学し、甲子園出場は経験していませんが、2年生秋にレギュラーとしてチームを中国大会に導き、3年生春には春季島根大会を制しました。高校通算では21本塁打を記録しています。

プロ入りとソフトバンク時代

2018年のプロ野球ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから5位指名を受け、契約金3500万円で入団が決まりました。彼のプロ初年度は怪我に苦しみ、三軍の試合で主にプレーしましたが、徐々に力を発揮していきます。特に2020年には、体重を約10kg増加させ、シーズン中に打率.250、4本塁打という成績を残しました。

選手としての成長を重ね、2021年には二軍公式戦69試合で打率.276と29打点を記録し、2022年は右肩を痛めたものの、三軍では健闘を見せました。2023年は開幕から二軍にスタートしましたが、その後、打撃力を徐々に取り戻していき、特にファーム非公式戦での成績が著しかったことが印象的です。

日本ハムファイターズへの移籍

2023年12月8日、彼は現役ドラフトで北海道日本ハムファイターズに移籍しました。2024年の春季キャンプから一軍に合流し、オープン戦への出場も果たしましたが、開幕は二軍スタートとなりました。二軍での打率.286を記録し、4月には一軍再昇格を果たします。

一軍での第一歩

2024年4月11日、古巣ソフトバンクとの対戦で一軍初先発を果たし、同試合で初安打と初打点を記録しました。この活躍により、引き続き一軍でのプレーが期待されています。特に、6月には横浜DeNAベイスターズ戦での一軍初本塁打が印象に残るものであり、彼は2打席連続で本塁打を脅かす打球を放ち、その後、見事なホームランを記録しました。

選手としての特徴

水谷は、俊足とパワフルな打撃で知られています。50mを6秒で走るスピードや、140mを超える飛距離を誇る大型外野手です。2023年からはノーステップの打撃フォームを導入し、新たなスタイルでの成長を目指しています。

プライベート

彼はナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、「ジェッシー」というミドルネームがあることから、愛称は「ジェシー」と呼ばれています。また、岡田推しの阪神ファンで、趣味はスニーカー収集と相撲観戦です。特に、漫画『バチバチ』がきっかけで相撲に魅了され、今後も観戦を続ける意向を示しています。選手として成長を続ける水谷瞬の今後の活躍から目が離せません。

もう一度検索