汐留らーめん

汐留ラーメン

汐留ラーメンは、東京都港区の汐留、日本テレビタワー地下2階に位置するラーメン店であり、その店舗は2003年に日本テレビの開局50周年を記念して開店しました。このラーメン店は、テレビ番組『ズームイン!!SUPER』の企画に基づくもので、長い歴史と独自のメニューで多くのファンを魅了しました。

歴史

汐留ラーメンの誕生は、2002年にまで遡ります。この年、日本テレビは局の開局50年を迎えるにあたり、本社を麹町から汐留の新しいタワーへ移転することを決定。この新しいランドマークにふさわしい、汐留名物となるラーメン店を創設することが提案されました。その際、視聴者からラーメンのアイデアを募集し、500名以上の応募の中から選ばれた11名が面接まで進むことに。最終的に、和食界の著名な料理人である竹若 幸之助が店長に選ばれ、2003年8月1日に汐留ラーメンはオープンしました。

開店当初からこの店は、創作ラーメンを提供することで注目を集めましたが、残念ながら2011年3月に『ズームイン!!SUPER』が終了したのを受け、同年8月末に幕を閉じることになりました。

メニュー

汐留ラーメンでは、特色あるラーメンや丼物、デザートなど、多彩なメニューが用意されていました。特に人気があったのが、豚肉やたこ、たけのこ、カシューナッツを使った「汐留バーグ」で、これはラーメンとの相性も抜群でした。また、カップラーメンも販売されており、2004年には日テレと日清食品のタイアップで「汐留らーめん 汐留味」が、2006年には「汐留らーめん 汐留塩味」が発売され、一躍注目を集めました。

汐留らーめんの特徴として、鶏ガラスープと梅、しそ、昆布、椎茸を組み合わせた和風のスープがあります。このユニークなスープは、ラーメンをさらに楽しませる要素となりました。さらに、麺はコシと粘りがあり、一口ごとにその魅力を引き立てていました。2009年には『ズームイン!!朝!』の30周年を記念して、新しい味の「汐留味」や「汐留進麺」も誕生しました。

まとめ

汐留ラーメンは、日本テレビタワーの地下で多くの人々から愛されてきたラーメン店でした。その独特な歴史と魅力的なメニューは、開店から閉店までの間、ファンの心に残り続けました。ラーメンが持つ特別な魅力と、その新しい形を提示した汐留ラーメンは、今も多くのラーメン好きの記憶に残るお店と言えるでしょう。

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