汐谷文康

汐谷文康：幅広い活動を展開する声優・俳優

1992年7月6日生まれ、岩手県出身の汐谷文康さんは、東京俳優生活協同組合に所属する男性声優・俳優です。中学3年生の頃、ゲームと声優・櫻井孝宏さんの演技に感銘を受け、声優を志すようになりました。アミューズメントメディア総合学院やよこざわけい子声優・ナレータースクール、ゆーりんプロを経て、2020年1月1日より現在の事務所に所属しています。

多彩な才能と活動

汐谷さんは、数々のアニメ作品やゲーム、舞台、朗読劇など、幅広い分野で活躍しています。代表的な作品として、アニメ『アイドルマスター SideM』シリーズでの北村想楽役が挙げられます。同作品では、共演者である高塚智人さんと事務所同期であり、以前から共演を熱望していたというエピソードも有名です。

アニメ作品では、『バッテリー』、『DIVE!!』、『食戟のソーマ 豪ノ皿』、『ハイキュー!! TO THE TOP』など、多くの作品に出演。近年では、『Helck』のラントス役、『シャングリラ・フロンティア』のレミー役、『即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。』のジョルジュ役と有馬理役など、重要な役を担う機会も増えています。

ゲームにおいても、『アイドルマスター SideM』シリーズ、『REALIVE!〜帝都神楽舞隊〜』、『錬神のアストラル』、『ヴァルキリーアナトミア』など、人気タイトルへの出演が多数あります。また、ドラマCD、BLCD、吹き替えなど、声の出演にとどまらず、多様な表現に挑戦し続けています。

舞台と朗読劇での活躍

汐谷さんの活動は声優業だけにとどまりません。舞台や朗読劇にも積極的に出演し、高い演技力を発揮しています。これまでに、『エコックス クリスマスチャリティ公演「クジラたちの行方」』、『舞台「結ひの忍」』、『朗読劇「さよならのかわりに」』、『リーディングシェイクスピア「ロミオとジュリエット」』など、数多くの舞台作品に出演。特に朗読劇では、『あの星に願いを』やシェイクスピアの諸作品など、幅広い作品に挑戦し高い評価を得ています。

アイドルマスターシリーズへの深い愛情

自身も『アイドルマスター』シリーズのプロデューサー（プレイヤー）であることを公言しており、シリーズへの深い愛情は、彼の演技にも反映されていると言えます。共演者との良好な関係性も、彼の魅力の一つでしょう。

人物像とプライベート

趣味は映画鑑賞で、小学生・中学生時代は野球部に所属していました。好きなアーティストには防弾少年団やTWICEを挙げ、尊敬する声優は専門学校時代の講師だった松本保典さんです。また、俳優の汐谷恭一さんは実兄で、時折、兄の宣伝なども行っているなど、温かい一面も垣間見えます。

まとめ

汐谷文康さんは、声優・俳優として、アニメ、ゲーム、舞台、朗読劇など、多岐にわたる分野で活躍する実力派です。持ち前の演技力と幅広い活動によって、今後も多くの作品で活躍し、視聴者・観客を魅了し続けることでしょう。彼の今後の活躍に期待が高まります。

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