満井春香

満井春香（みつい はるか）は、日本の漫画家であり、A型であることが知られています。

経歴

2014年、彼女の作品「番犬ヒーロー」が第35回デザート新人まんが大賞で優秀賞を受賞しました。この受賞作は、『デザート』（講談社）2014年9月号に掲載され、彼女のデビュー作となりました。

2015年3月には、『あたし、キスした。』シリーズの1作目である「ボーダーライン」が『デザート』5月号に掲載され、シリーズが開始されました。この作品から作風を大きく変えたことが読者から好評を得て、初の単行本となる同作の第1巻は発売後すぐに重版されるほどの人気となりました。

2017年1月には、初の連載作品となる『放課後、恋した。』が『デザート』3月号より連載開始されました。

満井春香は、少女漫画『はいからさんが通る』から多大な影響を受けており、「少女漫画に絶対必要な心をグッとつかまれる感情を教えてもらった」と語っています。『デザート』2017年12月号別冊付録の『はいからさんが通る トリビュート特別別冊』では、同作への熱い思いを寄稿しています。

2020年11月からは、『なかよし』（講談社）12月号にて、4人の幼なじみとの関係を描いた『どうせ、恋してしまうんだ。』の連載を開始し、新たなファンを獲得しています。

作風

テーマ

満井春香の作品は、「青春ストーリー」をテーマとしているのが特徴です。彼女の描く青春模様は、読者の心を捉え、共感を呼んでいます。

画風の変化

デビュー前、満井春香は感覚的に漫画を描いていましたが、デビュー後、担当編集者から「個性がない」と指摘を受け、作風について深く悩みました。その結果、フルデジタルで行っていた作画をアナログに戻すという決断をします。アナログ作画に戻す際、背景のリアリティを追求するため、担当編集者と共にロケハンを行ったそうです。

『あたし、キスした。』シリーズ以降は、「冒頭のつかみ」と「見せ場づくり」を強く意識し、画面構成を大きく変更しました。この変化により、作品の雰囲気が一新され、変化後の絵柄が満井春香の作品のイメージとして定着しました。

作品リスト（一部）

どうせ、恋してしまうんだ。 (2020年 - 連載中、『なかよし』)
放課後、恋した。 (2017年 - 2020年、『デザート』)
* あたし、キスした。(全2巻)



その他、詳細な作品リストや外部リンクは、記事末尾の情報を参照してください。

満井春香の今後の活躍から目が離せません。

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