準々決勝

準々決勝とは

準々決勝は、トーナメント方式で行われる大会において、準決勝に進出するチームや選手を決定するために行われる試合です。通常、8つのチームまたは選手が参加し、勝利した4チームまたは選手が準決勝に進みます。

英語では「Quarterfinal」と呼ばれ、文字通り全体の4分の1を決定する試合という意味合いがあります。高校野球などでは、「ベスト8」や「8強」という言葉もよく用いられます。

高校野球における準々決勝

高校野球、特に選抜高等学校野球大会（春の甲子園）と全国高等学校野球選手権大会（夏の甲子園）における準々決勝は、大会の中でも特に盛り上がりを見せる段階として知られています。かつては準々決勝の4試合を1日ですべて観戦できたことが理由の一つでしたが、現在は高校球児の体力を考慮し、2試合ずつ2日間に分けて行われています。ただし、雨天順延が続いた場合には、1日に4試合が行われることもあります。

2013年からは、準々決勝の4試合を1日でまとめて開催し、その後休養日を挟んで準決勝・決勝戦へと進む方式に変更されました。これにより、選手の負担軽減と大会の進行の円滑化が図られています。

その他のスポーツにおける準々決勝

バスケットボールの国内主要大会（ウインターカップなど）では、準々決勝からメインコートが使用されることが一般的です。ただし、ウインターカップ女子においては、日程の関係から準決勝からメインコートでの試合となります。

準々決勝は、多くのスポーツにおいて、大会の佳境を迎える重要な段階であり、注目が集まる試合が多く見られます。

関連用語

準決勝: 準々決勝を勝ち抜いた4チームまたは選手によって行われる試合。決勝進出をかけて争われます。
3位決定戦: 準決勝で敗れた2チームまたは選手によって行われる試合。3位を決定します。
決勝戦: 準決勝を勝ち抜いた2チームまたは選手によって行われる試合。優勝をかけて争われます。
準優勝: 決勝戦で敗れたチームまたは選手。2位となります。
* 優勝: 決勝戦で勝利したチームまたは選手。1位となります。

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