激・戦国無双

激・戦国無双

『激・戦国無双』（げき・せんごくむそう）は、2005年12月8日にコーエーから発売された、PlayStation Portable専用のアクションゲームです。このゲームは、戦国時代を舞台にした「戦国無双」シリーズの一つであり、その独特な戦闘システムとキャラクター設定がプレイヤーに大きな魅力を与えています。

ゲームシステム

『激・戦国無双』は、PSP版の「真・三國無双」から受け継いだシステムを基本にしていますが、戦国無双シリーズとしては特有のタクティカルパートとアクションパートが組み合わされているのが大きな特徴です。

タクティカルパート

タクティカルパートはターン制となっており、プレイヤーはまず自分の行動（移動するかしないか）を選びます。移動先が敵の陣地や敵武将と遭遇すれば、小戦闘が始まります。また、一度に複数エリアを移動できる場合、敵陣地を制圧する場合もあり、戦略的な判断が重要です。このモードは全体で100ターンの制限があり、戦略的なプレイが求められます。

小戦闘

小戦闘では、様々なミッションが設定されており、敵の大将や副将を撃破することが目指されます。勝利するたびに、プレイヤーは評価されることに加え、戦闘技能やアイテムを獲得し、キャラクターを強化することが可能です。

戦術符

このゲームのもう一つの興味深い要素は「戦術符」です。プレイヤーは最大4枚の戦術符を保持でき、これを使用することで自軍を強化したり、敵を妨害したりすることができます。ただし、戦術符の効果駆使して敵武将に直接攻撃を加えることはできません。これにより、戦闘時の戦略性がさらに深まっています。

キャラクター

『激・戦国無双』には、戦国無双とその続編からの武将たちが登場し、彼らは各々異なる戦略とスキルを持っています。武将は「東方武士団」「西方武士団」「織田軍」などに分かれ、それぞれ独自のシナリオと目的を持っています。

東方武士団

武田軍、上杉連合、徳川軍がこのグループに属し、それぞれが独自の戦略と敵対関係を持っています。例えば、武田軍の武田信玄とその部下たちは、信玄の死後も抗争を続け、戦国時代の複雑な情勢を反映しています。

西方武士団

前田・朝倉・近畿豪族軍や雑賀衆、石川連合など、多くの武士たちが集結しています。彼らは織田軍に対抗するために行動し、精力的に戦闘を繰り広げます。

織田軍

織田信長を筆頭に明智光秀や羽柴秀吉らが所属し、彼らの活躍はプレイヤーにとって重要な要素となっています。彼らの物語は、信長が天下統一を進める中での盟友との協力や対立を描きます。

結論

『激・戦国無双』は、アクションと戦略を兼ね備えたゲーム体験を提供し、プレイヤーが戦国時代の武将たちと共に冒険する魅力を堪能できます。その戦闘システム、豊かなキャラクターたち、そして深いストーリーが、プレイヤーを引き込みます。

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