熊本ヴォルターズ

熊本ヴォルターズ:Bリーグを舞台に躍動する、熊本の誇り



熊本ヴォルターズは、熊本県熊本市を本拠地とするプロバスケットボールチームです。2012年の創設以来、B2リーグ西地区で活躍を続け、B1昇格を目指して奮闘しています。チーム名は、阿蘇山の火山「volcano」と、阿蘇の豊かな水「water」を組み合わせた造語で、熊本の自然とエネルギーを象徴しています。

チームの理念とビジョン



熊本県初プロバスケットボールチームとして、「子どもたちに夢を」、「熊本に元気を」という理念を掲げ、チームは活動しています。2024年には新たなチームビジョンを提示し、「熊本のVOL(Voltage Of Life:生活の熱量)」を源に、地域社会への貢献と、子どもたちへの夢の提供、そして未来への希望を創造することを誓いました。赤、青、黒を基調としたチームカラーは、熊本の力強さと希望を表しています。

チームを彩る個性豊かな要素たち



マスコットキャラクター:ぼるたん



バスケットボールが大好きなクマの男の子「ぼるたん」は、一般公募から選ばれた愛らしいマスコットキャラクターです。永遠の5歳という設定で、耳はバスケットボール、目には炎と水のフェイスペイントが施されています。背番号は096です。ぼるたんには、「ぼるたんのお姉さん」が同行し、広報活動なども行っています。

チアリーディングチーム:VG



Bリーグで唯一チアリーディングチームを有していなかった時期もありましたが、2018年に応援ユニット「ぼるたんガールズ」を結成。その後「VG(VOLTERS GIRLS)」と改名し、2020-21シーズンはダンスユニットへの改組を目指しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により断念。2021年には、吉田佐知子氏をディレクターに迎え、本格的なチアリーディングチームとして再出発しました。2023-24シーズンからは男性メンバーも加わり、「VOLTERS GLITTER」に名称変更されています。

アリーナDJ



熊本ヴォルターズのアリーナ演出は、MCではなくDJが音響を通して試合を盛り上げます。2023-24シーズンはDJNBが中心となり、ゲストDJを迎えることもあります。

ユニフォームスポンサー



ユニフォームサプライヤーはアンダーアーマーです。

VOLTERS SOUL MATES



チームの認知度向上のため、熊本ゆかりの著名人やインフルエンサーを「VOLTERS SOUL MATES」として起用しています。杉本琢弥氏、前園真聖氏、コロッケ氏などが就任しています。

応援歌



数々の楽曲が試合を盛り上げています。「Go for it」(工藤圭一)、「GO! VOLTERS」(KEN VOLCANO)、「サンバおてもやん2016」(餓鬼レンジャー)など、試合前や試合後、タイムアウト時に使用される楽曲は、ヴォルターズの歴史と歩みを共にしています。「POWER TO ONE」(HIROSHI/LOCAL SAKURA SOUND)は、熊本地震の際にチームを支援するために制作され、売上金が全額寄付されました。

ホームアリーナ



熊本県立総合体育館がメインアリーナとなっています。

歴史:NBLからBリーグへ



2008年、「NPO法人熊本にプロバスケットボールチームをみんなで創ろう会」の設立から始まったヴォルターズの歩みは、JBL2への参入を目指したものの、実現に至らず、2012年にNBLへの参入が決定。チーム名を一般公募で決定し、「熊本ヴォルターズ」として新たな歴史を刻み始めました。

NBL時代



NBLウエスタンカンファレンスに所属し、初期の頃は苦戦が続きましたが、多くの経験を積み重ねました。熊本地震による影響を受けながらも、地域への貢献を続けました。

Bリーグ時代



Bリーグ発足後は、B2西地区で戦い、着実にチーム力を高めてきました。毎シーズン、プレーオフ進出やB1昇格を目標に掲げ、観客動員数も増加。しかし、B1昇格は未だ叶っていません。

成績



NBL時代は苦戦が続きましたが、Bリーグでは着実に成績を伸ばし、プレーオフ進出も経験しています。観客動員数も年々増加しており、地域からの支持の高さがうかがえます。

主要記録



歴代観客動員数、1試合最多得点、1試合最少得点、連勝記録、連敗記録など、チームの歴史を彩る記録を保持しています。

選手とスタッフ



多くの選手、コーチ、スタッフがチームを支え、B1昇格を目指して日々努力を続けています。

メディア出演



RKKテレビ、フジテレビ系列、JCOMチャンネル、RKKラジオ、FMKなどで番組やCMに出演しています。

まとめ



熊本ヴォルターズは、地域に愛され、地域と共に成長を続けるチームです。B1昇格という目標に向かって、これからも挑戦を続けることでしょう。その未来に、私たちは大きな期待を寄せています。

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