犬山まな

犬山まな

犬山まなは、テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎（第6作）』に登場するオリジナルキャラクターです。声優は藤井ゆきよさんが担当しています。

プロフィール

初登場時13歳の中学1年生。東京都調布市に在住しており、父親の実家は水木しげる先生の出身地である鳥取県境港市という設定です。名前の「まな」は、母方の曽祖母によって名付けられ、「真実の名前」という意味が込められています。

容姿

濃い茶色のウェーブがかった髪を左肩で束ねた髪型が特徴的です。普段は髪を下ろすことはありません。瞳の色は空色をしています。10年後の姿は、ロングヘアで母親似の容姿に成長しています。

独特なセンスの持ち主で、大仏の顔やぬりかべをモチーフにしたスマートフォンケースを愛用しています。

性格・能力

前向きで正義感が強く、誰に対しても分け隔てなく接する優しい性格です。鬼太郎やアニエスとも打ち解け、友人となりました。男勝りな一面もあり、腕っぷしも強く、頭の回転も速いです。好奇心旺盛で順応性が高いですが、無鉄砲な部分もあります。

隣人の裕太の相談から妖怪ポストに手紙を送ったことがきっかけで鬼太郎と出会い、「人間と妖怪の共存共栄」を理念とするようになります。

容姿端麗であるため、妖怪に好意を寄せられることもありますが、本人は全く気づいていません。恋愛にも興味があり、恋愛漫画に感動して作中の台詞を引用することもあります。鬼太郎に対しては、親友として大切に思っていますが、恋愛感情は抱いていません。

同級生の蒼馬の弟・大翔からは「デカまな」というあだ名で呼ばれており、迷惑に思っています。鬼太郎やアニエスとは互いに呼び捨てで呼び合っています。

服装

猫の模様が入った半袖シャツや紺色の半ズボン、碧色のスカートの制服を着用しています。帽子をかぶったり、白いワンピースを着たりするなど、様々な服装をしています。

好物

母親の純子が作るハンバーグと、伯母のリエが作るイワシのつみれ汁が好きです。

その他

当初は妖怪を昔話程度にしか認識していませんでしたが、鬼太郎たちと出会い、妖怪の存在を信じるようになります。妖怪や見えない世界を理解したいという気持ちが強くなり、妖怪が見えるようになりました。偶然力が強く、鬼太郎のピンチを救うこともあります。ゲゲゲの森には、第37話から自由に入れるようになりました。

親類に拝み屋がいた血筋から、依り代の資質を持っており、名無しや伊吹丸に利用されました。鬼太郎たちを手伝いたいと考え、妖怪に関する情報を集めています。鬼太郎からは当初拒絶されていましたが、人柱にされそうになった子供たちを救いたいという思いから、鬼太郎と友達になります。鬼太郎ファミリーとは、LINEで連絡を取り合っています。

名無しからは、定期的に呪いをかけられており、第49話で名無しの陰謀を阻止するために、自らにかけられた呪いの力を鬼太郎に与え、名無しを成仏させました。事件後、名無しの成仏と共に消された生物や建造物は全て再生し、まなは無事に回復した純子とも再会できました。

第96話では、鬼太郎を助けるために自らの思い出を差し出したことで鬼太郎たちと過ごした日々の記憶を全て失ってしまいます。しかし、10年後に鬼太郎と再会したことで全ての記憶を取り戻し、再び交流を深めています。

名字の犬山は、もう一人のヒロインであるねこ娘（猫）との性格の違いを意識して設定されました。

家族構成

犬山純子：母親。声 - 皆口裕子
犬山裕一：父親。声 - 高塚正也
犬山庄司：伯父。声 - 魚建
犬山リエ：伯母。声 - れいみ
沢田淑子：大伯母。声 - 高島雅羅
ふく：先祖。声 - 桑島法子

関連項目

ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第6シリーズ)
ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター

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