狩俣昌也

狩俣昌也：沖縄からBリーグへ、躍動するポイントガード

狩俣昌也選手は、沖縄県宮古島市出身のプロバスケットボール選手です。1988年4月28日生まれ。コート上の司令塔として活躍するポイントガードとして知られています。現在、B.LEAGUEの長崎ヴェルカに所属し、チームの中心選手として活躍を続けています。

プロキャリアの軌跡：bjリーグからBリーグへ

狩俣選手のバスケットボール人生は、2012年、bjリーグの千葉ジェッツへの入団から始まりました。その後、琉球ゴールデンキングスに移籍し、2013-14シーズンにはチームの優勝に貢献するなど、着実に経験を積んでいきます。2014年には福島ファイヤーボンズに移籍。主力選手として活躍し、2014-15シーズンにはMIP賞を受賞しました。

その後もシーホース三河、滋賀レイクスターズと所属チームを変えながら、経験と実力を重ねていきます。2021-22シーズンからは、B3リーグの長崎ヴェルカに所属。チームの共同キャプテンとして、チームをB3リーグ優勝、そしてB2リーグ昇格へと導く原動力となりました。その活躍は高く評価され、B3リーグ2021-22シーズンの年間ベスト5にも選出されています。さらに、2022-23シーズンにはB2リーグのスリーポイント王に輝き、チームのB1リーグ昇格に大きく貢献しました。

チームを支えるリーダーシップ：長崎ヴェルカでの活躍

長崎ヴェルカでの活躍は、狩俣選手のキャリアの中でも特に重要な部分を占めています。設立初年度からチームに加入した彼は、髙比良寛治選手、ジェフ・ギブス選手と共に共同キャプテンに就任。B3リーグからB2リーグへの昇格という大きな目標達成に導いただけでなく、チームをまとめるリーダーシップを発揮し、選手たちの信頼も厚く集めています。コート上では卓越した技術と高いシュート成功率でチームを牽引し、チームメイトを鼓舞する存在として、勝利に大きく貢献しました。

オールスターゲーム出場と今後の展望

2023年には、B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2023にB.LEAGUE推薦枠で選出され、B.WHITEチームの一員として出場。Bリーグを代表する選手として、その実力を全国に示しました。

今後、狩俣選手が長崎ヴェルカ、そしてBリーグでどのような活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみです。彼の類まれな才能とリーダーシップは、これからも多くのファンを魅了し続けることでしょう。

早期キャリアと人物像

狩俣選手は、中学生時代にはジュニアオールスター県代表に選出されるなど、早くからその才能をいかんなく発揮していました。高校時代は興南高校でインターハイに出場。国際武道大学を経てプロ入りを果たします。

滋賀レイクスターズに所属していた2019-20シーズンは、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中止。チームは財政難に陥り、多くの主力選手が移籍することになりました。その中で、狩俣選手はチームに残留し、Twitterで「滋賀の皆さん俺います。」とコメント。チームを支える姿勢は、多くのファンに感動を与え、チームの士気を高める力となりました。

今後の活躍に期待

狩俣昌也選手は、コート上での華麗なプレーだけでなく、チームをまとめるリーダーシップ、そして困難な状況下でもチームを支える強い精神力も兼ね備えた選手です。これからも彼の活躍から目が離せません。彼の今後の活躍に期待しましょう。

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