田村修

田村 修 （たむら おさむ）

田村修は1973年10月25日に千葉県安房郡丸山町（現・南房総市）で生まれ、現在は秋田放送のアナウンサーとして活躍しています。彼は、千葉県立安房高等学校を卒業し、その後上智大学の理工学部で電気・電子工学を学びました。大学時代は体育会のボクシング部に所属し、主将を務めましたが、単位不足の影響で1年留年することになり、大学生活は5年間という長さとなりました。

高校時代、田村は英語研究部（ESS）の部長として、また「第11回全国高等学校クイズ選手権」の関東予選に出場した経験もあります。これらの活動を通じて、彼はコミュニケーション能力や知識を深めることとなりました。1997年4月に秋田放送に入社し、同期にはフリーアナウンサーの柳本雪絵がいます。日常生活でも多才な側面を見せており、大型自動車免許や大型特殊自動車免許を取得しているほか、ピアノやギターの演奏も得意としています。

田村は、元秋田朝日放送の石井陽子と結婚し、二人は共通の友人である柳本雪絵を通じて出会いました。また、田村は音楽好きでもあり、特にチャゲ＆飛鳥のファンであることでも知られています。

彼のアナウンサーとしての経歴には、数多くの番組への出演が含まれています。特にテレビ番組『週刊エビス堂』の司会を務めた際には、その明るいキャラクターで視聴者に親しまれました。また、スポーツ中継や秋田のニュース番組『ABS news every.』のメインキャスターとしても活動しており、日々の情報を的確に伝える姿勢が高く評価されています。さらに『ゆうドキっ!』や『Newsリアルタイムあきた』のメインキャスターとして県内の様々なニュースを届けています。

ラジオでは、「なんてったって日曜はスポーツ」のパーソナリティを務めるなど、多方面での活躍が目立ちます。エンターテインメントに対する姿勢は、視聴者に楽しんでもらおうとする意気込みが随所に見られ、聴取者の心をつかんで離さない存在です。

2007年には、ニュースの女王決定戦に出場し、斬新なスタイルで注目を浴びました。その際には、誰も映っていないスタジオで椅子ごと横滑りしてフレームインするというインパクトのあるパフォーマンスを披露し、ゴールデンウィークの特集に選ばれる結果となりました。このユニークな行動は、秋田放送の名物ともなり、田村自身の個性を引き立てました。

最も誇れる成果の一つは、2017年3月に受賞した第38回NNSアナウンス大賞ラジオ部門大賞です。この受賞は、彼のアナウンサーとしての実力や努力が認められた証であり、今後の活躍に大いに期待が寄せられています。

田村修は、アナウンサーという職業において多彩な側面を持った人材であり、今後も多方面で活躍を続けることでしょう。

もう一度検索