町田市立総合体育館

町田市立総合体育館

町田市立総合体育館は、東京都町田市南成瀬に位置する体育施設で、地域のスポーツ活動やイベントが盛んに行われています。1990年10月21日に開館し、町田市の市制施行30周年記念事業の一環として建設されたこの体育館は、町田市立体育館の代替として利用されています。以前の体育館は、全日本プロレスの旗揚げ前夜祭などでも知られる人気のスポットでした。

歴史と管理者

この施設は、開館以来多くのスポーツイベントや大会に利用されています。運営については、過去に数回管理者が変更されており、2009年から2013年には「日本テニス事業協会共同企業体」が、さらに2014年から2019年には「スポーツ町田」が、2019年以降は「スポーツでつなぐまちだパートナーズ」が管理を行ってきました。2024年4月からは「スポーツ町田共同事業体」が運営を引き継ぐ予定となっています。

施設の特徴

メインアリーナ

メインアリーナは、広さ2400平方メートルを誇り、多目的に利用可能です。バレーボール4面、バスケットボール3面、バドミントン12面、卓球台35台が配置され、収容人数は固定席1776人、可動席1008人を合わせて2784人となります。また、2019年12月には大型映像装置が導入され、試合やイベント映像の上映が行えるようになりました。

サブアリーナ

サブアリーナは1101平方メートルの広さで、バレーボール2面やバスケットボール1面、バドミントン6面、卓球台24台が使用可能です。さらに、ダンスや各種トレーニングに利用できる小体育室や、剣道・柔道のための武道場も完備されています。

その他の施設

和洋弓道場やトレーニングルームもあり、利用者は多様なスポーツを楽しむことができます。また、会議室や幼児体育室もあり、地域のコミュニティ活動にも寄与しています。さらに、メインアリーナには一周226メートルのジョギングコースも設けられ、運動を行うための施設が充実しています。

主な大会・イベント

この体育館は、数々のスポーツイベントや大会の会場として利用されています。バレーボールのVプレミアリーグや全国大会のほか、フットサルのFリーグではペスカドーラ町田が本拠地として活躍し、また、大相撲町田場所もここで開催されています。新日本プロレスのイベントや、全国車椅子バスケットボール選手権も行われ、さまざまなスポーツが楽しめるスペースとして重宝されています。

特に、バドミントンに関しては、日本リーグの他、国際大会も開催されており、著名な選手たちが参加する機会も多数設けられています。

交通アクセス

この体育館へのアクセスは非常に便利です。電車の場合、JR横浜線の成瀬駅北口から徒歩約9分の距離にあります。また、町田バスセンターからは長津田駅行きのバスが出ており、「吹上」バス停で下車後、歩いて5分ほどで到着します。車利用者には、来館者向けの有料駐車場（250台収容）が用意されています。

まとめ

町田市立総合体育館は、地域のスポーツ活動の拠点となっており、その多用途な施設と豊富なイベントによって、多くの人々が利用しています。スポーツをたしなむ人々や、イベントを楽しむ市民にとって欠かせない存在です。

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