町野修斗

町野 修斗（まちの しゅうと）

町野修斗は、1999年9月30日生まれ、三重県伊賀市を故郷とするプロサッカー選手です。現在、日本代表として活躍するとともに、ドイツのブンデスリーガに所属するホルシュタイン・キールでフォワード（FW）としてプレーしています。町野選手は、2023年4月1日にJリーグ史上初となる前半で4得点を記録したことでその名を広めました。

若き日のサッカーキャリア

町野選手は、兄の影響を受けて3歳からサッカーを始めました。中学時代は伊賀市のFCアヴェニーダソルに在籍し、高校は大阪の名門・履正社高校へ進学。高校1年生からレギュラーとして活躍し、その才能が認められて全日本高校選抜にも選出されました。高校3年生の時には横浜F・マリノスの練習に参加し、その評価を受けて正式にチームに加入しました。

クラブキャリア

ギラヴァンツ北九州

2019年、町野はギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍。その年の開幕戦でJリーグ公式戦初出場を果たしますが、初めは得点には恵まれませんでした。しかし第11節にプロ初ゴールを決め、その後は7ゴールを挙げ、チーム得点王となりました。2020年には、北九州への完全移籍が決まりましたが、新型コロナウイルスの影響で出場機会が減少しました。

湘南ベルマーレ

2020年12月に湘南ベルマーレに完全移籍し、2022年には多くの記録を樹立します。第15節の川崎フロンターレ戦では、クラブ史上2人目となる2試合連続2得点を達成し、シーズンでは13得点を記録し、日本人選手としてトップの得点者となりました。特に2023年4月1日のガンバ大阪戦では、前半のみに4得点を挙げるという偉業を成し遂げました。

ホルシュタイン・キール

2023年6月にはドイツのホルシュタイン・キールに完全移籍し、移籍後初ゴールを8月に決めました。2024-25シーズンも順調に得点を重ね、DFBポカールやブンデスリーガの試合でも活躍しています。

日本代表

町野は2022年7月にEAFF E-1サッカー選手権2022で日本代表に初選出され、香港戦で代表初ゴールを含む2得点を挙げました。韓国戦でも重要なゴールを決め、大会得点王に輝く活躍を見せました。カタールW杯では出場機会が限られましたが、国際Aマッチにおいて確実に存在感を示しています。

プレースタイル

町野は、その才能に加えてロングスローを投げることができ、2023-24シーズンの終盤にはロングスローの回数がリーグトップとなるなど、サッカーにおいて多彩な技術を持ち合わせています。

所属クラブ

• - FC中瀬SS（伊賀市立中瀬小学校）
• - FCアヴェニーダソル（伊賀市立城東中学校）
• - 履正社高校
• - 2018年 - 2019年 横浜F・マリノス
• - 2019年 ギラヴァンツ北九州（期限付き移籍）
• - 2020年 ギラヴァンツ北九州
• - 2021年 - 2023年7月 湘南ベルマーレ
• - 2023年7月 - ホルシュタイン・キール

これからも町野修斗選手の活躍から目が離せません。

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