真彩希帆

真彩 希帆について

真彩 希帆（まあや きほ、7月7日生まれ）は、日本の舞台で活躍する女優であり歌手です。元宝塚歌劇団雪組のトップ娘役として知られています。彼女の出身地は埼玉県蕨市で、関東国際高等学校を卒業しました。身長は164cmで、血液型はA型。愛称は「まあや」や「きぃちゃん」など多岐にわたります。

来歴

真彩は2010年に宝塚音楽学校に入学し、2012年に98期生として宝塚歌劇団に加入しました。入団時の成績は11番で、宙組の公演『華やかなりし日々／クライマックス』で初舞台を踏みます。2013年には花組に配属され、その後、2014年には星組へと異動し、さらに2016年にはバウホールの公演で初ヒロインを演じました。

2017年には雪組へと再び組替えされ、同年7月24日に雪組のトップ娘役に就任しました。トップコンビとして望海風斗と共演し、『ひかりふる路／SUPER VOYAGER!』で大劇場お披露目を果たします。彼女は宝塚音楽学校入学から数年以内で、宙組から雪組にかけて5つの組すべてに出演するという大きな成果を収めました。

2018年にはミュージカル『ファントム』の再演でクリスティーヌ役を演じ、望海とのデュエットも披露しました。2021年4月には望海と共に宝塚歌劇団を退団し、その後も舞台での活動を続けています。退団から数年後の2023年には、宝塚歌劇団の演出家・生田大和と結婚したことを発表しました。

人物

真彩は5人姉妹の4人目の子供として生まれました。彼女が演劇に興味を持ったのは、小学2年生の時に観た子供ミュージカルがきっかけです。その影響で市民ミュージカルの劇団に所属し、初めて宝塚の舞台を観たのは小学4年生の時でした。この体験が彼女の宝塚への憧れを強くしました。

中学に進むと、彼女はミュージカルで男役を演じるようになりますが、高校進学と共に娘役に転向する決意をし、大変身を遂げました。初めての受験では男役として挑んだものの、不運にも身長が足りず不合格となってしまいました。その後、娘役としての夢を抱いて再度受験を決意し、見事に合格します。彼女の芸名には、彼女の本質や希望を色彩豊かに表現する意味も込められています。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

真彩は宝塚での活動中、数々の重要な役を演じてきました。初舞台を迎えた公演を始め、主な舞台には『ファントム』や『壬生義士伝』、『ラブ・ネバー・ダイ』などがあります。彼女の多才な演技力と歌唱力は、多くの観客を魅了し続けました。

宝塚歌劇団退団後の主な活動

退団後も舞台活動を続けている真彩は、2021年以降、さまざまな作品に出演してきました。代表的な舞台には『ドン・ジュアン』や『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』、さらには『ファントム』の再演などがあります。2023年には新たに複数のプロジェクトや公演を予定しており、さらなる活躍が期待されています。

今後も舞台を拠点にしながら、新しい挑戦を続ける真彩希帆の姿に注目です。

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