矢方美紀

矢方美紀のプロフィールとキャリア

矢方美紀（やかた みき）は、1992年に大分県で生まれた日本のタレント、ラジオパーソナリティ、声優である。彼女は2021年にSKE48のチームSに所属し、リーダーとしての役割を果たしてきた。脱退以降は、ワンダースペースで活動を続けている。彼女のキャリアには多くの挑戦と成長が見られ、特に乳がんを乗り越えた経験は、多くのファンに感銘を与えている。

経歴

矢方は、2009年にAKB48の研究生オーディションで不合格となったが、同年にSKE48の第三期メンバーオーディションに合格。2010年には正規メンバーになり、その後徐々に自身のポジションを確立していった。2012年には、SKE48の9thシングル『アイシテラブル!』で初めて選抜入りを果たし、選挙でも62位でランクインする。

2013年にはチーム再編により、チームSに異動。彼女はチームの副リーダーとしても活躍し、2016年にはチームSのリーダーに任命される。卒業を発表したのは2017年で、翌年には名古屋市の芸能事務所「TYK Promotion」に所属が決定した。

乳がんとの闘い

2018年4月、矢方は自身が乳がんであることを公表。左乳房の全摘出手術を受けた後、彼女は再建手術を行わない決断を下した。治療中は仕事を続けることができると主治医から励まされ、周囲の支えを得ながら闘病生活を送った。彼女は自身の経過を『#乳がんダイアリー 矢方美紀』で発信し、多くの支持を集める。2019年にはその活動をまとめた書籍『きっと大丈夫。〜私の乳がんダイアリー〜』が出版され、NHKでのドキュメンタリー放送も行われた。

趣味・特技

矢方は「みきてぃ」という愛称で親しまれ、キャッチフレーズでは「チャレンジ精神旺盛な○○歳」と自らを表現する。趣味にはアニメの鑑賞やノートへの落書き、洋服集めがあり、食べ物では辛いものや朝鮮料理、フルーツが好みだ。特に古代文明、特にエジプト文明に対しての情熱も強く、将来的には声優、歌手としてのキャリアを築きつつ、エジプトで遺跡発掘にもチャレンジしたいと考えている。

エンターテインメントでの活動

矢方さんはSKE48時代から、テレビ番組や舞台、ラジオなど多岐にわたる活動を行ってきた。テレビ番組では、SKE48のアイドルバラエティ番組やマジカル・ラジオに出演し、演技力も磨いてきた。また、声優としても活動しており、アニメやゲームでのキャラクターの声を担当している。

彼女の多彩な才能と不屈の精神は、彼女をただのタレントから一歩進んだ存在に成長させ、今後の活動にも期待が寄せられている。

もう一度検索