石川昭政

石川 昭政（いしかわ あきまさ）について

石川昭政は1972年9月18日生まれの日本の政治家で、自由民主党に所属し、衆議院議員を4期務めている。近年はデジタル副大臣や内閣府副大臣としても活動しており、政治のデジタル化に貢献しようと努めている。また、復興政務官や経済産業政務官を経て、様々な政府の役職を歴任している。彼の兄は秘書を務めており、家族も政治に関わっている。

経歴

茨城県日立市で育った石川は、地元の小学校、中学校を経て、茨城県立日立第一高等学校に進学後、國學院大學で神道学を学んだ。博士前期課程を修了した1998年には自由民主党の本部職員としてキャリアをスタートさせ、幹事長室でのマスコミ対応や選挙対策本部の担当を経て13年間党職員として過ごした。

2011年、石川は自民党の衆議院茨城第五選挙区支部長に公募で就任し、その後2012年の第46回衆議院議員総選挙にて神道政治連盟の支援のもと自民党から出馬。初めての選挙では民主党の大畠章宏に敗北したが、比例北関東ブロックで復活当選を果たした。翌2014年には再度大畠と戦ったが再び比例復活で当選。2017年には大畠の政界引退を受け、接戦の末に3期目を獲得する。

2018年には、安倍改造内閣での復興政務官や経済産業政務官などに任命され、2021年には国民民主党から出馬した浅野に敗れたものの、比例復活で4期目を達成した。2023年には岸田内閣第2次改造内閣でデジタル副大臣としての役割も担うなど、常に新しい役職に挑戦している。

政策

憲法改正に賛成し、集団的自衛権の行使に対する政府の立場を見直すことを提唱。また、日本の核武装についても国際情勢に応じて検討の余地があると考えている。消費税の増税については、必要性を認めつつ時期を先送りすべきとの意見を持っており、消費税0%の検討を掲げた提言に賛同している。

夫婦別姓については選択的夫婦別姓制度の導入に対して批判的であり、法律に反対する立場を取っている。また、女性宮家の創設や日本のTPP参加に対しても反対姿勢を貫いている。

人物像

小学校3年からサッカーに親しみ、体育会活動を通じて体力を培った。また、大学では神道学を学び、神職の資格も持つ石川。彼の政治キャリアにおいては、他の政治家と同じように多様な経験を持つことを重視し、自民党職員として得た知識を活かしている。東京16区選出の大西英男と共に國學院大學から初の衆議院議員となった。

所属団体・議員連盟

石川は「日本の未来を考える勉強会」の幹事長を務めるほか、数多くの議員連盟にも所属している。これにはボーイスカウト振興国会議員連盟や文化芸術懇話会、日本の尊厳と国益を護る会などが含まれ、その活動を通じて議論の活性化を図っている。政治活動に注力するだけでなく、地域に根ざした活動にも力を入れている点が彼の特徴である。

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