神戸大学附属特別支援学校

神戸大学附属特別支援学校

神戸大学附属特別支援学校は、兵庫県明石市に立地する知的障害特別支援学校で、神戸大学に附属しています。この学校は、県内で唯一の大学附属の特別支援学校であり、独自の特徴として、大学と連携しながら人間の発達や障害に関する研究と教育に積極的に取り組んでいます。

設置学部

本校では、小学部、中学部、高等部の3つの学部が設置されています。特に、入学に関しては、校区の制限はなく、通学可能な地域に居住している生徒であれば、誰でも入学が可能です。実際に、約6割の生徒は地元の西明石駅からスクールバスを利用して通学しています。

歴史

この学校の歴史は1969年に遡ります。当初は神戸大学教育学部附属明石小学校及び附属明石中学校の一部を利用して開校されました。1970年には高等部が設置され、その後1971年に校舎が完成し、現在の場所への移転が完了しました。さらに、1973年にはプールが設置され、1992年には学校名が「神戸大学発達科学部附属養護学校」と変更されました。その後、2007年には再び学校名が「神戸大学発達科学部附属特別支援学校」に改称され、最終的に2009年には現行の「神戸大学附属特別支援学校」に変更されました。

アクセス

学校へのアクセスは、JR西日本の山陽本線大久保駅から神姫バスの6系統に乗り、「養護学校」バス停で下車することができます。この便利な立地により、多くの生徒が通学しやすい環境が整っています。

まとめ

神戸大学附属特別支援学校は、知的障害をもつ生徒に対し、個別に配慮された教育を提供する重要な役割を果たしています。大学との連携により、最新の研究成果を生かした教育実践が行われており、地域社会においても貴重な存在となっています。特別支援教育の質を向上させるため、日々取り組んでいるこの学校は、すべての子どもたちがその可能性を最大限に発揮できるよう、支援を続けています。

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