福井市美術館

福井市美術館

福井市美術館（ふくいしびじゅつかん）は、福井県福井市にある文化施設で、多彩な芸術作品を通じて地域の文化を発信しています。この美術館は1997年に開館し、郷土出身の著名な彫刻家である高田博厚の作品を中心に、様々なアートを収蔵・展示しています。建物の設計を手がけたのは著名な建築家・黒川紀章で、独特のデザインが目を引きます。

展示内容

福井市美術館では、展示が3つのフロアに分かれています。1階には常設展示室があり、高田博厚の彫刻作品を常に観賞することができます。また、子ども向けのアトリエや市民アトリエも設置されており、地域住民や訪問者がアートに親しむことができる場となっています。

2階には企画展示室と、市民の創造性を活かすための市民アトリエもあり、時折開催される特別展やワークショップに参加することができます。さらに、喫茶コーナーも設けられており、アート鑑賞の合間にリラックスできるスペースとして利用されています。

3階には市民向けの講堂があり、さまざまなイベントやセミナーが行われています。

最近では、2021年1月より、常設展示室に福井駅西口に位置していた王朝喫茶寛山から移設された巨大ステンドグラスと、カノーヴァ作のビーナス像（高さ117cmの複製）が展示されています。これにより、美術館のアートコレクションは更に豊かになり、訪れる人々に新たな感動を与えています。

利用案内

美術館の開館時間は午前9時から午後5時15分までで、月曜日が休館日となっており、月曜日が祝日である場合には翌日が休館日となります。また、祝日の翌日も閉館するため、訪問予定の方は事前に確認することをおすすめします。

アクセス

福井市美術館へのアクセスは便利です。京福バスの62系統（下馬バス停留所から徒歩で簡単にアクセス）や、フレンドリーバスの「福井市美術館」バス停留所が近くにあります。車での来館も可能で、十分な駐車スペースが確保されています。

周辺施設

美術館の周辺には、福井県立図書館や下馬中央公園など、文化的な施設や自然を感じられるスポットがあります。美術館を訪れた際には、ぜひ周辺も散策してみてください。

福井市美術館は、地域の芸術文化を深く知ることができる素晴らしい場所です。美しい展示作品と共に、多くの訪問者をお待ちしています。

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