福島市信夫ヶ丘競技場

福島市信夫ヶ丘競技場

福島市信夫ヶ丘競技場は、福島県福島市に位置し、信夫ヶ丘運動場内にある日本陸連第三種公認の陸上競技場です。2023年4月1日より福島市に本社を置く誠電社が命名権を取得し、愛称として「誠電社WINDYスタジアム」が用いられています。

競技場の概要

競技場は福島市古川にあり、市の中心部から近いため利便性が高く、多くの学校の運動会や全国大会などに利用されています。信夫ヶ丘競技場は、あづま陸上競技場と並ぶ福島市内の最高設備を誇るスタジアムです。

施設は1978年に改修を受け、全天候型トラックや周辺設備が整えられました。以降、東日本女子駅伝のスタート及びゴール地点としても知られ、地域のスポーツイベントには欠かせない役割を果たしています。特に、2013年にはあづま陸上競技場が改修中であったため、福島ユナイテッドFCが11試合をここで実施し、またL・リーグの試合も開かれました。

設備の詳細

この競技場は、以下のような設備を備えています：

• - スタンド収容人数: 最大16400人（メインスタンド約5000席が固定、残りは芝生席）
• - 陸上用トラック: 400メートルの周回コースを持ち、8レーンが設置されています（全て全天候型舗装）
• - 天然芝ピッチ: 大きさは102メートル×72メートルで、サッカーやラグビーなど様々な競技に利用可能。
• - その他の施設: 得点板、トレーニング室、室内走路、放送設備などがあります。
• - 照明と電光掲示板は備わっていませんが、昼間の使用には支障がありません。

命名権の取得

2023年2月24日、福島市は所有する三つの施設で命名権の導入を発表しました。信夫ヶ丘競技場については、誠電社との契約が締結され、契約期間は2023年4月1日から5年間となっています。年額は120万円で、これにより「誠電社WINDYスタジアム」として知られるようになりました。

アクセスの情報

競技場へのアクセスは便利で、福島駅から自動車で約20分かかります。また、福島交通バスを利用する場合は堀河町で下車し、徒歩で5分程度の距離です。東北自動車道の福島飯坂ICからも約30分で到着します。これにより、多くの地域の人々が気軽に訪れることができます。

まとめ

信夫ヶ丘競技場は、地域のスポーツ文化の振興に寄与する重要な施設であり、様々な競技やイベントが開催されることから、福島市民や訪問客にとって大変利便性の高いスタジアムです。命名権の導入によって、さらに注目を集めることでしょう。

もう一度検索