福島由紀

福島由紀のプロフィール

福島由紀（ふくしま ゆき、1993年5月6日生まれ）は、熊本県八代市出身の日本女子バドミントン選手です。現在は、丸杉Bluvicに所属しています。彼女のバドミントンキャリアは、中学校時代から始まりました。八代市立坂本中学校に在籍中、2011年の全国中学校バドミントン大会でベスト16に進出するものの、準々決勝で1学年下の奥原希望に敗れました。

高校時代の活躍

青森山田高等学校に進学した福島は、強豪校として知られるこの学校で技術を磨きました。2011年度の全国高等学校バドミントン選手権大会では、女子団体戦と女子ダブルスで優勝を果たしました。ダブルスのパートナーは篠谷菜留でしたが、女子シングルスでは奥原希望に再び敗れ、真剣勝負を繰り広げました。また、この年にはU-19バドミントン日本代表としても選出され、世界ジュニア選手権に出場しました。高校時代の彼女の成績は、今後のキャリアにも大きな影響を与えました。

実業団チームへの移籍

2012年に高校を卒業後、福島はルネサス テクノロジに入社しました。入社後は、この企業のバドミントン部に所属し、主にダブルスに特化した選手としての道を歩み始めました。ダブルスプレイヤーとしての適性を見せつけ、実業団での活動が始まりました。

さらなる進展と国際舞台での成功

2015年、ルネサスバドミントン部が再春館製薬所に譲渡されたため、福島はくまもと再春館製薬所バドミントンチームのメンバーとなりました。この年には、片岡なつみとペアを組んで日本B代表としてスコットランドオープンで優勝を果たしました。これにより、国際大会での存在感が増しました。

続く2016年には、廣田彩花とのコンビでニュージーランドオープンに出場し優勝を飾り、年末の全日本総合バドミントン選手権大会でも準優勝となるなど、素晴らしい成果を収めました。

スーパーシリーズおよびオリンピック出場

2017年には、バドミントンスーパーシリーズのマレーシア・オープン女子ダブルスで初めてスーパーシリーズ大会でのタイトルを獲得。これに続く2020年の東京オリンピックでは、廣田とのペアで女子ダブルスに出場しましたが、中国の陳清晨、賈一凡組に準々決勝で敗れました。オリンピックでの経験は、彼女にとって貴重な財産となるでしょう。福島由紀は、まさに日本のバドミントン界を代表する選手の一人として、今後のさらなる活躍が期待されます。

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