福永奨

福永奨（ふくなが しょう）

福永奨は1999年7月28日生まれで、神奈川県横浜市保土ケ谷区出身のプロ野球選手です。ポジションは捕手で、右投右打です。彼は現在オリックス・バファローズに所属しており、チームの将来を担う期待の選手です。

経歴

プロ入り前

福永は、小学校2年生の時に野球を始めました。横浜市立上菅田小学校で川島イーグルスに入団し、その後横浜市立上菅田中学校ではリトルシニアの戸塚シニアに所属しました。中学3年生の時には全国大会で4強に進出するなどの実績を残しています。続いて横浜高等学校に進学すると、1年春からベンチ入りを果たし、1年秋には正捕手となりますが、2年春からは再び控えとなり、夏の全国高校野球選手権大会では代打として出場しました。2年秋からは主将としてチームを率いることになり、3年夏には再び全国大会に出場、秀岳館戦では初回に本塁打を放つなど、印象に残るプレーを見せました。

その後、國學院大學に進学。2年春から東都大学野球リーグに出場するようになり、3年秋に正捕手の座を手に入れました。4年次には主将としてチームを引っ張り、リーグ戦の春夏連覇を達成。秋の明治神宮野球大会でもベスト4に進出するなど、充実した学生生活を送りました。また、打率.323を記録し、最高殊勲選手に輝くなど、注目の存在でした。

オリックス時代

2021年のドラフトでオリックス・バファローズから3位指名を受け、2021年11月に契約し、背番号32をつけることになりました。初年度の春季キャンプではA班に選ばれましたが、練習試合での怪我によって開幕は二軍スタートとなります。しかし、捕手陣の新型コロナウイルス陽性者の影響を受け、一軍に昇格。2022年4月10日にはプロ初出場を果たし、チームの一員としてその後も成長を重ねていきます。特に、6月12日の阪神戦では思いがけない形で初安打を記録しました。

選手としての特長

福永は、その強肩が特徴の一つであり、二塁送球の速さは1.8秒台という驚異的なもので、守備でも大きな存在感を示しています。高校や大学では主将としての経験もあり、リーダーシップを発揮することができます。今後の成長が非常に楽しみな選手です。

記録と成績

2023年度シーズンの終了時点における成績はまだ若い選手としての発展途上ですが、今後ますますの活躍が期待される年齢にあります。初出場、初安打と徐々に記録を重ね、さらなる飛躍を遂げることでしょう。

福永奨選手の今後の活躍に、ぜひご注目ください！

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