美濃市図書館

美濃市図書館の概要

美濃市図書館は岐阜県美濃市に所在する公共図書館で、地域の情報や文化の発信拠点となっています。1986年4月1日に開館されて以来、地元住民に愛され続けています。最初は美濃公民館に併設されていましたが、1997年には独立した施設として運営が開始されました。これに伴い、図書館は美濃公民館の使用全てを利用することとなり、その名称も変更されました。

歴史

美濃市図書館の母体となった美濃公民館は、1968年に完成し、1981年から1986年までは美濃市美濃中央公民館として知られていました。その後、1987年と2001年には改装工事が行われ、現在の形に整えられています。最新の統計によれば、2019年度末には館の蔵書数は80,375冊に達しています。これは、多様なニーズに応えるための情報資源として活用されています。

施設構成

図書館は3つのフロアで構成されており、各フロアには異なる用途の部屋があります。

• - 1階: 一般書書架が配置されており、多様なジャンルの本が並んでいます。
• - 2階: ここには児童書書架と一般図書室、さらに児童図書室、そして郷土資料室があります。特に児童読者を対象にした書籍が豊富に揃っているため、家族連れのお客様にも支持されています。
• - 3階: 倉庫と共に学習室、市史編纂室があります。学習室は静かな環境で勉強するのに適しており、館内の資料を活用することができます。

利用案内

図書館の開館時間は曜日によって異なり、火曜日から金曜日は10:00から18:00、土・日曜日や祝日は10:00から17:00となっています。また、夏季の特別開館時間として7月1日から8月31日までの土・日曜日には19:00まで営業しています。休館日は月曜日と、月曜日が休日の場合の翌日、図書館整理日、年末年始です。

利用者には、1人当たり最大10冊の書籍を14日間借りることができます。このように、地域の情報へのアクセスを容易にしており、皆様の情報要求に応えています。

交通アクセス

美濃市図書館へのアクセスは便利で、長良川鉄道の梅山駅から徒歩約12分、岐阜バスの「美濃小倉公園前」バス停からは徒歩約5分です。さらに、JRや名鉄の岐阜駅からも図書館行きのバスが運行されており、「のり愛くん」の「図書館」停留所からもすぐに立ち寄れます。

周辺施設

周辺には小倉公園や美濃市文化会館など、地域の文化活動を支える施設が点在しています。また、美濃市立美濃小学校や歴史ある旧今井家住宅、美濃史料館、さらに清泰寺や本玄寺なども近くに位置し、地域の文化と歴史を感じるための訪問先としてもおすすめです。

美濃市図書館は、地域の知識と文化を育む重要な役割を果たしており、住民の方々にとって欠かせない施設となっています。

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