英進館

英進館（えいしんかん）

英進館は、九州を中心として展開する学習塾であり、1986年に設立されました。福岡、佐賀、長崎、宮崎、大分、熊本、鹿児島のほか、九州外では広島にも教室を持ち、主に幼児から高校生までを対象としています。教育の理念として、「自立した社会人の育成」を掲げており、教科学習に加えてキャリア教育も重視しています。

教育理念と特色

英進館の教育理念は、生徒が将来社会に出たときに自立した人間として活躍できるようにすることです。これに基づいて、単なる知識の習得だけでなく、実社会で必要なスキルや考え方を教えることにも力を入れています。最近では、キャリア教育に特化したプログラムを通じて、生徒たちが自己の適性や職業観を育めるようなサポートも行っています。

沿革

英進館は、1979年4月に筒井勝美によって中学校受験専門の「九州英才学院」としてスタートしました。その後、1980年に高校受験部門の設立を経て、1992年には全国超難関高受験部門「トップゼミ」が新設。英進館は多様な学習ニーズに応えるために、様々なコースを展開してきました。

1994年には、個別指導部門を「パスカル」として本格的にスタートし、受験対策にも充実した体制を整えています。また、1998年には難関私立入試対策の教材について特許を取得しました。これは、日本初の試みであり、英進館の学習法が受験界で注目される一因となりました。

現代の取り組み

21世紀に入り、英進館は時代の変化に応じた教育手法に力を入れるようになりました。特に2020年以降は、新型コロナウイルスの影響により、対面授業が一時停止され、Zoomを用いたオンライン授業が開始されるなど、柔軟な教育形態への移行を果たしました。さらに、英進館保護者サイト「eica」を導入し、保護者への情報提供を強化しています。

出版と発信

英進館は、教育に関する出版物も多く手がけています。これまでに、理数教育に関する書籍を多く発表しており、教育の重要性について広く発信しています。代表的な著書には、『「理数教育」が危ない！』や『どうする「理数力」崩壊』などがあります。

今後の展望

英進館は、今後も多様化する教育ニーズに応えながら、学習塾としての役割を果たすことを目指しています。生徒や保護者の要望をしっかりと受け止め、質の高い教育を提供することで、地域社会に貢献していく所存です。私たちの目指すのは、学びを通じて自立した社会人を育て上げることであり、その実現に向けて日々取り組んでいます。

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