藤本修平

藤本修平

藤本修平（ふじもと しゅうへい、1985年 - ）は、日本の健康情報学研究者、起業家、投資家として知られています。博士（社会健康医学）の学位を持ち、現在は静岡社会健康医学大学院大学の准教授として教鞭を執る傍ら、リハテックリンクス株式会社の社外取締役や、自身が起業したコンサルティング会社の代表取締役も務めています。

来歴

1985年、東京都に生まれた藤本氏は、桐朋中学校・高等学校を経て弘前大学医学部へ進学し、保健学の学士号を取得しました。その後、理学療法士の免許を取得し、弘前大学大学院で保健学の修士号を取得。さらに、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻に進み、中山健夫教授の指導のもとで博士号を取得しました。2020年からは、法政大学大学院経営学研究科でマーケティングを専攻しています。

藤本氏は、病院勤務を経て、株式会社メドレー（東証マザーズ）で新規事業の立ち上げに携わりました。メドレーは、旧知の仲であった瀧口浩平氏と豊田剛一郎氏が代表を務める企業です。その後、株式会社リンクアンドコミュニケーションで事業開発マネージャーを務め、豊田通商の子会社である株式会社豊通オールライフでは、保険制度に依存しないリハビリテーション施設を立ち上げ、国内5店舗を展開しました。また、国内のバリアフリー整備に疑問を抱いたことから、建物のバリアフリー診断ソフトウェアを共同開発しました。

2020年、個人で展開していたコンサルティング業務を法人化し、代表取締役に就任。同年9月には、リハテックリンクス株式会社の社外取締役に就任し、株式会社3sunnyへの出資も行いました。同年11月には、株式会社リハサクのCRO（Chief Research Officer）に就任しています。

2021年4月からは、静岡社会健康医学大学院大学で准教授として、行動医科学・ヘルスコミュニケーション学領域を担当しています。

人物

藤本氏は、ゴルフを得意としており、桐朋中学校・高等学校時代にはゴルフ部に所属していました。全国大会への出場経験を持ち、同大会でプロゴルファーの塚田陽亮氏や池田勇太氏と交流があったことを明かしています。また、フリーアナウンサーの原香緒里氏やグラビアアイドル・漫画家のあさの☆ひかり氏は小学校の同級生であり、幼少期には家族ぐるみでディズニーランドへ頻繁に訪れていたことをSNSで語っています。BiSHや豆柴の大群のプロデューサーとして知られる渡辺淳之介氏は中学校・高校の同級生であり、Twitterで応援メッセージを送っています。

2018年からは、リハビリテーションに関するコメンテーターとして、テレビ番組に複数回出演しています。

編書

PT・OT・STのための診療ガイドライン活用法 （医歯薬出版）
これから始める! シェアード・ディシジョンメイキング 新しい医療のコミュニケーション （日本医事新報社）
作業療法研究法（医歯薬出版）
リハに役立つ論文の読み方・とらえ方（羊土社）
PT-OT-STのための臨床に活かすエビデンスと意思決定の考えかた（医学書院）

外部リンク

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