西九州させぼ広域都市圏

西九州させぼ広域都市圏について

西九州させぼ広域都市圏は、長崎県佐世保市を中心として、佐賀県内の自治体を含む合計12の市町が連携し形成された都市圏です。この取り組みは、2019年4月に正式に発足し、地域の行政サービスをより効率的かつ利便性の高いものとすること、また地域産業や観光の活性化を図ることを目的としています。

構成市町

現在（2024年3月時点）、この広域都市圏は以下の自治体から成り立っています：

• - 長崎県

- 佐世保市（連携中枢都市）
- 平戸市
- 松浦市
- 西海市
- 東彼杵郡（東彼杵町、川棚町、波佐見町）
- 北松浦郡（小値賀町、佐々町）
- 南松浦郡（新上五島町）

• - 佐賀県

- 伊万里市
- 西松浦郡（有田町）

特に、2020年3月には佐々町が新たに参加し、より広範な地域連携が図られています。

連携事業

西九州させぼ広域都市圏では、地域内の様々な連携事業が進められています。以下はその主な事業です：

• - 西九州させぼパワーズ：公益を目的とした自治体電力会社で、地域内での再生可能エネルギーの普及に貢献。
• - 西九州食財プロジェクト：地域の農産物や食材を国内外に広くPRし、地域農業の発展を目指す。
• - 西九州させぼ移住サポートプラザ：地域への移住を希望する人々に対して情報提供やサポートを行う。
• - 西九州させぼオープンデータポータルサイト：地域の自治体が公開しているデータを集約・共有し、透明性を高める。
• - 西九州させぼ周遊促進事業：観光客が地域を訪れやすくするために、ドライブサイトや体験コンテンツを提供。

目的と展望

この広域都市圏の設立は、単に行政の効率化にとどまらず、地域全体の活性化を図ることを目的としています。これにより、地域の住民と訪れる観光客双方にとって魅力的な環境を整備し、持続可能な成長を目指しています。今後も、地域内外の連携を深め、様々なプロジェクトを推進することで、さらなる発展が期待されます。

まとめ

西九州させぼ広域都市圏は、地域全体を結束させ、持続可能な発展を目指す大きな試みです。このような取り組みを通じて、地域の魅力が増していくことを期待しましょう。

もう一度検索