西大伍

西大伍（にし だいご）



西大伍は、1987年8月28日生まれのプロサッカー選手で、北海道札幌市清田区が彼の故郷です。現在はJリーグのいわてグルージャ盛岡に所属し、ポジションはディフェンダーとミッドフィールダーを務めています。彼はかつて日本代表としても活躍した経験を持つ選手です。

来歴



プロ入り前


西大伍は、コンサドーレ札幌のU-15およびU-18チームで育成を受けた選手です。彼のサッカーキャリアはこのチームでスタートし、U-15ではFWとして同じチームメイトのハーフナー・マイクと共にプレーしました。その後、U-18ではトップ下やボランチなど中盤で活躍。2005年には全日本ユース選手権にも出場し、チームの準優勝に貢献しました。

コンサドーレ札幌


2006年にはコンサドーレ札幌のトップチームに昇格しましたが、初年度は出場機会があまりなかったため、2007年にはブラジルのECヴィトーリアにサッカー留学。その後帰国し、2007年10月27日の愛媛FC戦でプロ初得点を決め、チームの勝利に大きく貢献しました。2008年は3得点を挙げ、2009年にはサイドハーフからサイドバックに転向し、自己最多の7得点を記録しました。

アルビレックス新潟


2010年にはアルビレックス新潟に期限付き移籍。MFとしてスタートしましたが、右サイドバックに転向し、レギュラーとして活躍しました。

鹿島アントラーズ


2011年には、コンサドーレ札幌から鹿島アントラーズに完全移籍。DFとして活躍し、同年には自身初の代表選出も果たしました。2014年には特筆すべきゴールを決め、年間最優秀ゴールに選出されるなど、数々の活躍を見せました。選手会長にも就任し、キャプテンシーを発揮しました。

ヴィッセル神戸


2019年にはヴィッセル神戸に移籍。ここでも開幕戦から活躍し、2020年にはACLでも好成績を残しました。

浦和レッズ


2021年からは浦和レッズでプレーし、重要な試合で初ゴールを決めるなど、チームに貢献しました。2022年には古巣のコンサドーレ札幌に復帰し、再びファンの前でプレーしました。

いわてグルージャ盛岡


2023年8月にはJ3のいわてグルージャ盛岡に期限付き移籍し、2024年からは完全移籍となる予定です。

日本代表


西大伍は2010年のアジアカップ2011予備登録メンバーに選出された後、2011年にはキリンカップで初出場を果たしました。2019年には代表復帰を果たし、長いブランクを経て再び国のためにプレーしました。

人物・エピソード


西大伍は多才な人物であり、釣りを趣味としています。また、選手としてだけでなく、Youtubeチャンネルも運営しており、サッカー仲間たちとの交流も楽しんでいます。妹はコンサドーレ札幌のオフィシャルダンスドリルチーム「コンサドールズ」の元キャプテンであり、彼女とのつながりも深いです。

所属クラブ



このようにして、西大伍は日本サッカー界で数多くの貢献をしてきました。彼の今後の活躍にも期待が高まります。

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