西脇亨輔

西脇亨輔氏は、1970年生まれの弁護士であり、かつてはテレビ朝日のアナウンサーとして活躍した人物です。千葉県八千代市出身で、筑波大学附属高等学校を経て東京大学法学部に進学。在学中の1992年には司法試験に合格するという優秀な成績を収めています。1993年に東京大学を卒業後、最高裁判所司法研修所に入所し、1995年にテレビ朝日に入社しました。

アナウンサーとして12年半に渡り、数々の番組に出演。同期には、下平さやか氏や高橋真紀子氏（現：コンテンツビジネス局契約著作権部）らがいます。同僚には、後に妻となる村上祐子氏もいました。

アナウンサーとしてのキャリアの傍ら、西脇氏は法曹資格を取得しており、テレビ朝日社員の中でただ一人、弁護士資格を持つ存在でした。2007年9月28日、『やじうまプラス』を卒業するのと同時にアナウンサー職を離れ、同年10月1日付で法務部に異動。2010年4月には弁護士登録を完了し、第一東京弁護士会に所属しました。その後、桃尾・松尾・難波法律事務所に約1年間所属した後、テレビ朝日法務部に復帰しています。

西脇氏の経歴には、興味深いエピソードがいくつかあります。東京大学時代には、木原誠二氏や丸川珠代氏（元テレビ朝日アナウンサー、前参議院議員）と同学年で、ゼミなどで共に学んだ経験があります。司法試験合格後、司法修習（第47期）を終えてからテレビ朝日に入社したため、丸川氏よりも2年後輩にあたります。

また、西脇氏は幼少期から人生の大半を塾や予備校で過ごしており、『やじうまプラス』公式サイト内のメッセージで、クリスマスや正月も塾や予備校で過ごしたと明かしています。クリスマスツリーや門松を見ると、塾や予備校での生活を思い出すと語っています。このエピソードは、彼の努力家な一面を垣間見せるものです。

2023年10月、西脇氏は「木原事件」の取材を継続するため、テレビ朝日へ進退伺を提出。同年11月20日付でテレビ朝日を退社しました。現在、西脇亨輔法律事務所を設立し、弁護士として活動しています。2023年6月21日には、三浦瑠麗氏に関する書籍『孤闘 三浦瑠麗裁判1345日』（幻冬舎）を出版しています。

アナウンサー時代には、『走れ!GET』などの報道・情報ワイドショー番組に出演していました。彼の経験と知識は、弁護士としての活動にも活かされていることでしょう。西脇亨輔氏の今後の活躍にも注目が集まります。

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