近畿大学病院

近畿大学病院について

近畿大学病院は、学校法人近畿大学が運営する医学部附属病院で、大阪府大阪狭山市に所在します。略称として「近大病院」と呼ばれることもあり、大阪府南部において唯一の大学病院として地域医療の中核を担っています。また、近畿大学は奈良県生駒市にも近畿大学奈良病院を運営し、関西国際空港内にも医学部関西国際空港クリニックを持っています。

沿革

近畿大学病院の歴史は1974年に始まり、同年に近畿大学医学部が開設されました。その翌年の1975年に近畿大学医学部附属病院が公式に開院しました。1977年には第18回BCS賞を受賞し、病院の信頼性と医療の質を高めました。1982年には救命救急センターが設立され、急性期医療への対応力が強化されました。

1994年には特定機能病院としての承認を受け、医療の高度化が進められ、2005年には高度先端総合医療センターが開設されました。このセンターは最新の医療機器を揃えた先端的な医療施設として、地域及び日本全体の医療水準を引き上げる役割を果たしています。

2017年12月12日には新しい病院を堺市の泉北ニュータウンに移転する計画が発表されましたが、人的資源不足と経済的要因により、大阪狭山市の病院の閉鎖や新病院の病床数を800床に縮小するなどの変更が行われました。このような統合再編計画の変更により、医学部堺病院の経営譲渡も検討されています。

2019年4月1日には病院名を「近畿大学病院」に改称し、病院のイメージを刷新しました。これにあわせて公式ウェブサイトのリニューアルも行われ、より多くの患者に情報を提供できる体制を整えました。

診療の特徴

近畿大学病院では、様々な専門分野の医療を提供しており、高度な医療技術と先端的な医療機器を利用して、患者の多様なニーズに応えています。また、地域医療への貢献を目指し、地域のニーズに基づいた医療サービスの提供を行っています。

まとめ

近畿大学病院は、40年以上の歴史を持つ大学病院であり、地域医療の発展に貢献しています。今後も医療技術の向上とともに、地域の皆様に信頼される医療機関を目指していくことでしょう。

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