酒のツマミになる話

『酒のツマミになる話』番組詳細

2021年4月よりフジテレビ系列で放送されている『酒のツマミになる話』は、芸能界の著名人が集い、お酒を飲みながら本音トークを繰り広げる人気トークバラエティ番組です。当初は『人志松本の酒のツマミになる話』として、ダウンタウン松本をメインMCに据え放送されていましたが、松本人志の無期限活動休止に伴い、2024年2月からは番組名を変更し、現在に至ります。

番組のルーツと変遷

本番組は、2020年8月から2021年3月まで『ダウンタウンなう』内の特別企画として不定期放送されていました。人気企画だったことから独立番組化、レギュラー化され、『人志松本のすべらない話』をベースにした独自のフォーマットでスタートしました。

当初は収録中にもお酒を飲みながらのトークでしたが、2021年6月からは収録中は飲酒せず、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、出演者間にアクリル板を設置するなど、安全対策を強化していました。しかし、2023年5月以降は感染症対策の緩和に伴い、再び収録中の飲酒が再開されています。

番組の特色

『酒のツマミになる話』最大の特徴は、その自由度の高いトークにあります。「酒のツマミになるような話なら何をしゃべってもOK」という緩やかなルールのもと、芸人、タレント、モデル、アイドル、アーティストなど、様々なジャンルのゲストが出演。収録前に楽屋で各自好きなお酒を楽しみ、リラックスした雰囲気の中で、普段は聞けないような本音トークが展開されます。

番組独自のシステムとして、ゲストの名前が書かれた円盤状のものを回し、その指針でトークテーマを決める演出があります。これは、『人志松本のすべらない話』のセットを踏襲しつつ、独自の工夫を加えたものです。中央に飾られた肖像画は、ほろ酔いの表情の松本がTシャツ姿で描かれており、番組の雰囲気を表しています。

松本人志の活動休止と番組への影響

2024年1月、松本人志の無期限活動休止が発表されました。これに伴い、番組のスポンサーが一時的に減少する事態となりました。しかし、フジテレビは収録済みの番組は継続放送する方針を示し、その後、メインMCに千鳥の大悟を迎え、番組名を『酒のツマミになる話』に変更して放送を継続しています。

出演者

メインMCは、当初は松本人志でしたが、現在は千鳥の大悟が務めています。サブMCは、千鳥ノブ、フットボールアワー、アンタッチャブル、かまいたち、麒麟川島明など、多くの芸人が交代で出演。毎回多彩なゲスト陣との掛け合いが番組を盛り上げています。

スタッフ

番組の制作には、多くのスタッフが関わっており、構成作家、技術スタッフ、制作スタッフなど、多くの専門家がチームとして番組制作に携わっています。ナレーターは若本規夫、ホラン千秋が務めています。

関連番組

本番組は、『ダウンタウンなう』や『人志松本のすべらない話』といった人気番組と繋がりがあり、それらの番組の要素を受け継ぎながら、独自のスタイルを確立しています。

まとめ

『酒のツマミになる話』は、お酒を媒介とした自由で気さくなトークが魅力のバラエティ番組です。MCの変更や、コロナ禍における収録方法の変更など、様々な変化を経験しながらも、現在も多くの視聴者から支持されています。今後も、様々なゲストを招いて、視聴者を魅了するトーク番組として発展していくことが期待されます。

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