銀兵衛

銀兵衛（ぎんべえ）について

銀兵衛は、日本の若手お笑いコンビであり、2021年12月14日に解散しました。コンビ名の由来は、小松海佑の母が以前勤めていた居酒屋の名前に基づいています。メンバーはボケ担当の小松海佑とツッコミ担当のあゆむ（本名：吉木歩夢）で構成されていました。彼らは、共に1996年生まれで、共に27歳という若手でした。

メンバーのプロフィール

• - 小松海佑（こまつ みゆう）

1996年12月9日生まれ、岩手県盛岡市出身。身長163 cm、体重52 kg。お笑いコンビにおいてボケを担当し、ネタ作りも手掛けていました。趣味は散歩で、ITパスポートを取得している点も特徴的です。解散後は、ピン芸人として活動し、銀兵衛時代のスタイルを引き継いだ漫談を展開しています。

• - あゆむ（吉木歩夢）

1996年12月12日生まれ、宮城県仙台市出身。身長170 cm、体重61 kg。趣味は海外ドラマや漫画、映画鑑賞。特技にはラップとソフトテニスがあります。同居している小松とともにネタ作りも行っていましたが、家事などは小松に任せていることが多く、金欠時にはアルバイトをしながらピン芸人として活動しています。

コンビの歴史と解散

銀兵衛の活動開始当初、コンビ名には「猛毒ゴリラ」や「グリストラップ」などの候補もありましたが、最終的に銀兵衛に決定。2021年7月にはマセキ芸能社からの退所を発表し、その後フリー活動に舵を切ります。2021年のM-1グランプリにはフリーとしてエントリーし、8月にはYouTube公式チャンネルも設立。この年の12月には解散を報告し、それぞれの方向性の違いを理由にしています。

芸風とスタイル

銀兵衛の独特の芸風は、意外性のあるボケとツッコミのやり取りが特徴でした。特に小松の持論を基にしたボヤき漫才と称されるスタイルで、日常の違和感を一方的に語る様子が印象的でした。あゆむは反論や相槌を打つ役割が多く、これにより彼らのキャラクターがより際立つ形になっていました。彼らの漫才は、マセキの先輩芸人にも「めちゃくちゃな漫才」と評価されるほど、ユニークでユーモラスな要素が詰まっています。

活動成績

M-1グランプリでは、2017年から2021年の間で数回の進出を果たし、2021年には3回戦まで進出しました。さらに第43回ABCお笑いグランプリでも、小松が最終予選に進出するなど、確実に成績を残していました。

メディア出演

銀兵衛は、お笑い番組やラジオ、ウェブ番組などに多く出演し、観客の笑いを誘っていました。特に有田ジェネレーションやNETA FES JAPANなどでの活躍は、多くのファンに支持されていました。

解散後の活動

解散後は、それぞれがピン芸人としての活動を続けています。小松は銀兵衛時代のスタイルを維持した漫談を続けており、あゆむは複数の仮コンビを結成し新たな挑戦をしています。彼らの今後の活動にも期待が寄せられています。

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