門真市立図書館

門真市立図書館：歴史と未来を見据える地域の情報拠点

門真市立図書館は、大阪府門真市にある公共図書館です。本館と門真市民プラザ分館の2館体制で、地域住民に読書や学習の機会を提供しています。

歴史：歩みと変遷

1977年、門真市立ブックセンターを母体として開館しました。その後、分室の開設や閉室を経て、2007年には門真市民プラザ分館が開設されました。阪神淡路大震災による被害からの復興や、指定管理者制度の導入など、幾多の変遷を経験しながら、図書館としての役割を担ってきました。近年では、2024年4月から指定管理者制度が本館に導入され、2025年4月には、本館が新たな生涯学習複合施設に移転、分館となる予定です。同時に、市民プラザ分館が本館となる予定です。

サービス：利用者の利便性を追求

門真市内や近隣市町村、さらには大阪市在住者も利用登録が可能です。館外貸出サービスでは、図書を15冊まで3週間、AV資料を2点まで2週間借りることができます。

門真市立図書館（本館）：充実した施設とサービス

本館は、一般書、児童書、雑誌、新聞などを備えた閲覧室（1階）と、郷土資料、行政資料、参考資料などを所蔵するレファレンス室（2階）から構成されています。鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建ての建物で、平日は夜7時まで、土日も開館しており、利用者の利便性を考慮した開館時間となっています。休館日は、月曜日、第4金曜日、国民の祝日（日曜日を除く）、年末年始、蔵書点検期間です。参考資料室は、閉館時刻が他の閲覧室よりも早くなっています。

門真市立図書館門真市民プラザ分館：地域に根ざした活動

門真市民プラザ2階にある分館は、本館の指定管理化後も市が直営で運営を継続します。本館の新図書館への移転後、この分館が新たな本館として機能する予定です。市民プラザは、旧府立門真南高校跡地に建設された多目的施設で、2007年5月1日にオープンしました。図書館分館も同時に開設され、地域住民にとって身近な学習拠点として活用されています。鉄筋コンクリート造地上4階建ての建物で、開館時間は10時～19時です。休館日は、木曜日、第4金曜日、年末年始、蔵書点検期間となっています。

新図書館：未来への展望

2025年4月には、京阪電気鉄道古川橋駅北側の旧門真市立第一中学校跡地を含む敷地に建設される生涯学習複合施設内に、新たな図書館が誕生します。本館は移転し分館となり、生涯学習複合施設全体が指定管理の対象となります。この新図書館は、より多くの市民に利用され、地域社会の活性化に貢献することが期待されます。

過去の図書館：門真市立図書館沖分室

かつて存在した門真市立図書館沖分室は、旧門真市立青少年活動センター内にありました。1988年10月に開室し、2007年3月に閉室しました。その後、青少年活動センターは門真市民プラザに移転しました。

まとめ

門真市立図書館は、時代の変化に合わせて進化を続け、地域住民の学習、文化活動に貢献しています。新たな図書館の誕生によって、今後の発展がさらに期待されます。

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