闘会議

闘会議（とうかいぎ）

闘会議は、かつて株式会社ドワンゴが主催していた、日本のゲームファンに向けた大規模なゲーム大会および祭典です。千葉県美浜区にある幕張メッセを会場に、多くの参加者が熱狂する場として知られていました。このイベントは、ゲーム実況や競技会が中心となり、多様なゲームに焦点を当てたさまざまな催しが行われていました。

概要

闘会議は、特に参加型のゲームイベントとして人気があり、訪れたファンたちは一体となってゲームを楽しむことができました。毎年開催され、多数の来場者とオンラインでの視聴者を集めることで、ゲーム文化を広げる重要な役割を果たしていました。イベントの内容は、リアルタイムの対戦やゲーム実況だけでなく、さまざまなトークセッションや特別企画もあり、多岐にわたりました。

開催日程

闘会議は複数回にわたって開催され、以下の年の日程は特に注目されています。

• - 闘会議2015: 2015年1月31日から2月1日までの期間で、主催はniconicoでした。この年の来場者数は3万5786人で、オンライン視聴者数は574万6338人に達しました。
• - 闘会議2016: 同じくniconicoが主催し、2016年1月30日と31日に開催。来場者数は4万7588人、ネット視聴者数は687万8290人に上りました。
• - 闘会議2017: ジャパンアミューズメントエキスポとの同時開催があり、来場者数は6万8459人、ネット視聴者数は412万6180人でした。
• - 闘会議2018: 再びジャパンアミューズメントエキスポと連携し、来場者数は7万2425人、ネット視聴者数は513万1820人を記録しました。
• - 闘会議2019: 本イベントの中でも最高の来場者数を誇り、8万4215人が参加し、ネットでは459万4715人が視聴しました。
• - 闘会議2020: 新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止となり、これが史上初の事態でした。それに代わる形で開かれた「ニコニコネット超会議2020夏」では、一部企画が実施されました。
• - ネット闘会議2021: 2021年4月30日と5月1日にオンライン形式で行われ、「ニコニコネット超会議2021」の一部として位置づけられました。2020年からの流れで、従来の形式ではなく、実質的には「闘会議」は名を変えた形となり、2022年以降はその名称を使われることがなくなりました。

闘会議TV

また、闘会議に関連した情報や実況を提供するために、株式会社Gzブレイン（現・KADOKAWA Game Linkage）が運営していたゲーム放送局「闘会議TV」が存在していました。この放送局では、ゲームの魅力を伝えるためのさまざまな番組が放送され、多くのファンに愛されていました。

関連項目

闘会議は、東京ゲームショウや任天堂など、他の重要なゲームイベントにも関連しています。特に任天堂は特別協賛を行い、コミュニティ全体に影響を与える重要な存在として認識されていました。

このように、闘会議は日本のゲーム文化において重要な位置を占め、多くのファンにとって思い出深い祭典となりました。

もう一度検索