雨上がり決死隊

雨上がり決死隊について

概要

雨上がり決死隊（あめあがりけっしたい）は、日本のお笑いコンビで、かつて吉本興業に所属していました。略称は「雨上がり」です。彼らは、1990年代から2000年代にかけて多くのテレビ番組で活躍し、人気を博しました。しかし、2019年にメンバーの宮迫博之が吉本興業との契約を解消されたことから二人の関係に変化が訪れ、2021年8月17日に解散を発表しました。

メンバー

雨上がり決死隊は、以下の二人から構成されています。

• - 蛍原 徹（ほとはら とおる）: ツッコミ担当で、立ち位置は向かって右側です。天然ボケの一面もあり、時にはボケ役を担当することもあります。彼は大阪府門真市出身で、現在はテレビの司会者や個人のピン芸人として活動し、YouTubeチャンネル「ホトゴルフ」でも知られています。
• - 宮迫 博之（みやさこ ひろゆき）: ボケ担当で、立ち位置は向かって左側です。トークでは蛍原とともにWツッコミをすることが多く、彼も大阪府茨木市出身です。宮迫は不祥事により活動が一時停止し、その後YouTuberとしてのキャリアを再開しました。

コンビ結成の背景

二人は共にNSC大阪校の7期生で、主にコントスタイルのお笑いを展開しました。彼らがコンビを結成することを決意したのは、同期の漫才コンビ「ベイブルース」に影響を受け、自分たちのオリジナルなスタイルを追求する必要を感じたからです。彼らのコンビ名は、アーティストRCサクセションの楽曲「雨あがりの夜空に」からインスパイアを受けています。

活躍の歴史

雨上がり決死隊は、1989年にコンビを結成し、日本全国で活動を開始します。特に1990年代前半には、吉本興業の人気ユニット「吉本印天然素材」のリーダー格として若い女性を中心に支持を得ました。彼らは1992年、日本のコメディ界で権威ある「ABCお笑い新人グランプリ」で優秀新人賞を受賞するなど、順調にキャリアを重ねていきました。

2003年からは、彼ら自身の冠番組「アメトーーク！」がスタートし、大きな人気を集めました。この番組はトークバラエティとして多くの視聴者に親しまれ、番組内の企画が話題になることも多くありました。

解散までの経緯

2019年7月、宮迫が吉本興業との契約を解消され、その後もコンビの活動は続けられましたが、2021年8月に正式に解散を発表しました。この日、彼らは「アメトーーク特別編」と題した生配信の中で解散の意向を表明し、今後の活動についても触れました。

結論

雨上がり決死隊は、日本のお笑い界に大きな影響を与えたコンビです。彼らのユニークなスタイルと存在感は、多くのファンに愛され続けることでしょう。解散後も各々の活動は続いており、今後の展開が期待されます。

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