電気通信紛争処理委員会

電気通信紛争処理委員会について

電気通信紛争処理委員会は、電気通信事業法第144条の規定に基づき、2001年11月に総務省に設置された審議会等の一つです。当初は「電気通信事業紛争処理委員会」という名称でしたが、ケーブルテレビ事業者と地上放送事業者間の再送信に関する紛争などを取り扱うようになったため、2011年6月末に現在の「電気通信紛争処理委員会」に名称が変更されました。

主な業務

電気通信紛争処理委員会の主な業務は、以下の通りです。

紛争のあっせん・仲裁: 電気通信事業者間、電気通信事業者とコンテンツ配信事業者間、電波利用者間、ケーブルテレビ事業者と地上放送事業者間の紛争について、当事者間の合意形成を支援するためのあっせんや仲裁を行います。
総務大臣からの諮問に対する審議・答申: 電気通信事業に関する紛争について、総務大臣から協議命令や裁定に関する諮問を受けた場合、その内容を審議し、答申を行います。

これらの業務を通じて、電気通信分野における紛争の円滑な解決を図り、公正な競争環境の維持に貢献することを目的としています。

所在地

電気通信紛争処理委員会の所在地は、以下の通りです。

住所: 東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル

2017年5月8日に、総務省本省（東京都千代田区霞が関2-1-2 中央合同庁舎第2号館）から現在の場所に移転しました。

関連情報

外部リンク: 電気通信紛争処理委員会 (総務省)


この委員会は、電気通信分野における紛争の専門的な解決機関として重要な役割を担っており、公平・中立な立場から紛争解決に尽力しています。

以上が、電気通信紛争処理委員会に関する詳細な情報です。

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