青山直晃

青山直晃について

青山直晃（あおやま なおあき）は1986年7月18日生まれ、愛知県一宮市出身の元プロサッカー選手です。ポジションはセンターバックであり、日本代表としても活躍しました。彼のサッカーキャリアは多くのクラブで過ごし、数々の挑戦や成功を経てきました。

クラブキャリア

青山は、一宮・中日少年サッカースクールやスポーツクラブ岐阜VAMOSを経て、2002年に前橋育英高等学校に入学し、サッカー部に加入しました。高等学校在学中には名古屋グランパスの特別指定選手に選ばれ、いよいよプロサッカー選手への道を歩み始めます。2005年に清水エスパルスに入団し、初ゴールを名古屋戦で挙げるなど、プロデビューを果たします。

しかし、2009年には名古屋戦での試合中に右膝前十字靱帯を損傷し、6か月の間、試合出場ができない事態に直面しました。翌シーズンはほとんど出場機会が無く、2011年度からは横浜F・マリノスに完全移籍。多くの困難な状況に直面しながらも、彼は2013年度からヴァンフォーレ甲府に所属し、シーズンを通じて29試合に出場し、チームの残留に大きく貢献しました。 引き続き2014年にも先発出場し、重要なゴールを決め、個人としても成長していきました。

2015年にはタイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドFCに移籍し、2016年には同クラブのリーグ戦とリーグカップの二冠獲得に寄与しました。2019年にはガンバ大阪へ移籍するも、出場機会は限られていました。2020年には鹿児島ユナイテッドFCにてプレイした後、2021年1月に現役を引退することを発表しました。

日本代表歴

青山は、2002年にU-16日本代表に選出され、ADC U-17選手権に参加しました。その後も、毎年年代別代表に選ばれるなど、常に日本のサッカーチームに関わる存在でした。2006年にはU-21日本代表となり、アジア競技大会に選出されました。また、同年にはトリニダード・トバゴとの親善試合でフル代表としての召集も受けましたが、出場機会は得られませんでした。

2008年の北京オリンピック予選でも活躍し、合計11試合で2得点を挙げましたが、最終的に本大会のメンバーには選ばれませんでした。青山にとって、代表キャリアは希望と挫折の両方が詰まった経験となりました。

特徴と実績

青山直晃は、センターバックとして攻守にわたるプレースタイルが特徴であり、特に守備力が高く評価されました。彼のプレーは数々の賞を受賞することに繋がり、2006年と2007年にはJリーグアウォーズで優秀選手賞を受賞しました。また、タイ・リーグ1とタイ・リーグカップでの優勝も彼の経歴に追加されます。

引退後の生活

選手としてのキャリアを終えた後、青山はどのような道を歩むかはまだ明らかではありませんが、サッカー界での経験を生かして多くの選手に影響を与える存在になることが期待されています。

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